美容室 で使われている シャンプー は、やはりプロが使うものということもあり、市販のそれとは違います。美容室でのシャンプー施術後、まるで自分の髪の毛ではないような手触りに仕上がるのは、美容師の技術力はもちろん、シャンプーの力も影響しています。
市販でシャンプーを選ぶポイントと、上手く洗うコツをまとめます。
美容室と同じ仕上がりに!市販シャンプーの選び方と洗い方
市販のシャンプーを選ぶときのポイント
おすすめはアミノ酸系やタンパク質系のシャンプーで、栄養成分が高配合されているものです。アミノ酸系は低刺激なので、敏感肌やアトピーの人にも適しています。
洗浄力の高さや泡立ちの良さも大切です。泡立ちが悪いとキューティクルを傷つけてしまうことになります。
配合量にも注目しましょう。ほんの少し成分が含まれているだけで、アミノ酸系シャンプーだと言うこともできるのです。
成分表をよく見て見極めることが大切です。アミノ酸系シャンプーは、ボトルに「グリシン・メチルアラニン・グルタミン酸・メチルタウリン・サルコシン」などの成分が表示されています。
シャンプーをする時のポイント
美容室でシャンプー施術を受けると、髪の毛ではなく頭皮をしっかりと洗っていることがわかります。実はこれが洗髪の際の大事なポイントなのです。
シャンプーの語源には「頭をマッサージする」という意味があります。大切なことは「頭皮をよく洗うこと」です。頭皮をしっかりと洗い清潔に保つことで、加齢やトラブルに負けない健康でサラサラの髪の毛が作られていくのです。
シャンプー前の準備
シャンプー前によくブラッシングする
案外皆やっていないことが、シャンプー前のブラッシングです。髪全体をよくとかすことで、毛の汚れやホコリを浮かし頭皮の血行が良くすることができます。毛先の絡まりをとき、毛の流れに沿って全体をブラッシングします。
湯に浸かる
風呂場に入ってすぐに洗髪を始めるのではなく、まずお湯に浸かるようにしましょう。入浴することで頭皮の血行が良くなります。また、汗をかくことで毛穴の汚れが浮く効果も期待できます。長い髪の毛はタオルやキャップなどでまとめておくようにします。
シャンプーの仕方
予洗い
シャンプーは2回します。まず、1回目の予洗いを行います。
①しっかりと髪の毛、頭皮全体を濡らします。髪の毛の中までお湯を通すことで、シャンプーの泡立ちが良くなります。髪の表面に付いている汚れやホコリはこの予洗いでほとんど落とすことができます。
②手のひらにシャンプーをとり、頭のてっぺんで泡立てます。そのまま頭全体に広げ、サッとすすぎます。1回目のシャンプーの目的は髪の毛と頭皮を十分に濡らし、2回目の本洗いに備えることです。
これだけで髪表面の汚れは落ちます。長い時間をかけてゴシゴシと洗う必要はありません。すすぎもササっと済ませて大丈夫です。
*頭皮の状態により、1回目のシャンプーだけで終わらせてもOKです。
本洗い
メインシャンプーになります。洗い、すすぎともにしっかりと行うようにします。
①1回目のシャンプーすすぎの後、軽く髪の毛をしぼります。余計な水分を軽く落とすイメージです。
②シャンプーを手にとり、頭のてっぺんで泡立てます。シャンプー剤と水分、空気を含ませるようにして泡立てます。
③頭皮を洗うとき、爪を立てないよう注意します。頭皮を傷つけないよう指の腹でマッサージしていきます。マッサージすることで頭皮に刺激を与え、血行を促進させます。
④しっかりとすすぎます。シャンプー剤が頭皮に残るとかゆみや毛穴詰まりの原因となってしまいます。シャンプーの時間の2倍の長さをかけてしっかりと洗い流すようにします。
⑤トリートメントは毛先につけるようにします。頭皮につけると油分過多になり、髪の毛のボリュームがなくなることもあるので注意します。傷んでいる部分には重ね付けします。
シャンプー後のケア
シャンプー後はタオルドライをします。タオルドライの目的は頭皮の水分をしっかりと拭き取ることです。髪の毛同士をこするとキューティクルがはがれ、痛みの原因となってしまうので避けます。毛はタオルで両側から挟むように水分を吸い取っていきます。
まとめ
美容室と同じ仕上がりに!市販シャンプーの選び方と洗い方
市販のシャンプーを選ぶときのポイント
シャンプーをする時のポイント
シャンプー前の準備
シャンプーの仕方
シャンプー後のケア