ダイエットや美容・健康のためにチアシードを食べているという人は多いですが、どのように食べるとより効果的なのかご存知ですか?せっかくチアシードを食べるなら少しでもチアシードの効果を高めるようにしたいものです。
今回は チアシード の 効果的な食べ方 についてご紹介します。
ダイエットや便秘対策に!チアシードの効果的な食べ方
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ダイエットのためには食事の30分前に食べると効果的
チアシードにはグルコマンナンという水溶性食物繊維が豊富に含まれており、水分を吸収するとふくらんで10倍以上のかさになります。
食物繊維は胃の中で消化されないので、しばらくの間満腹感を得られます。消化食事の30分前くらいにチアシードを食べると、その後の食事の食べすぎを自然に防ぐことができますので、ダイエット効果が期待できます。
また、食物繊維は食事の後の血糖値の急激な上昇を抑えたり、コレステロースの吸収を抑える作用がありますので、健康のためにも食事の前に食べると効果的です。
良く噛んで食べることが大切
チアシードを食べるときにはよく噛んで食べるようにしましょう。チアシードは植物の種なので、外側は皮で覆われています。
よく噛むことでチアシードの皮が破れて栄養をより吸収できるようになりますし、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じることができるので、食べすぎの防止にもなります。
便秘解消のためには夜ヨーグルトに混ぜて食べる
チアシードの食べ方の定番といえば、チアシードをヨーグルトに混ぜて作る「チアシードヨーグルト」です。ヨーグルトは朝食で食べている人も多いですが、実は夜にヨーグルトを食べると便秘解消に効果的だということをご存知でしょうか。
人間の腸は夜の22時から次の日の2時の間に最も活発に動くといわれています。この「腸のゴールデンタイム」の前にヨーグルトを食べて乳酸菌をとり、腸内環境を整えることによりヨーグルトの便秘解消効果を最大限に活かすことができます。
チアシードヨーグルトはチアシードの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌の効果で、普通に食べても便秘解消に役立ちますが、より便秘解消効果を高めたい場合は夜20時~21時くらいの間にチアシードヨーグルトを食べてみてください。
ダイエットよりも便秘解消を優先したい場合は、チアシードヨーグルトにオリゴ糖を入れると良いでしょう。
オリゴ糖は乳酸菌のエサになりますので、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を腸内でより増やすことができます。甘みが加わるのでプレーンな味のヨーグルトが苦手な方にもおすすめです。
加熱すると健康効果は低下してしまうので加熱しないこと
チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)には、代謝を高めたり高血圧を予防する効果があります。しかしオメガ3脂肪酸は熱を加えると破壊されてしまいますので、40℃以上にはならないように気をつける必要があります。
チアシードをお湯で戻したり、加熱する料理に入れたりすると健康効果が低下してしまうので、チアシードの栄養をきちんと摂取したいのであれば常温以下の水で戻して、熱くない飲み物などに混ぜるようにしましょう。
チアシードヨーグルトを作る場合、ヨーグルトを少し温めてホットヨーグルトにしても良いですが、温めすぎるとチアシードに含まれるオメガ3脂肪酸などの栄養が破壊されてしまうので、40℃以上の温度にはしないように注意しましょう。
食べすぎは逆効果なので1日に食べる量は大さじ1杯までを守る
チアシードは栄養が豊富なので、カロリーは意外と高めです。チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸などの栄養成分の量を考えると、チアシードの1日の理想的な摂取量は大さじ1杯分といわれています。
チアシードのカロリーは大さじ1杯で50kcalなので、この程度であればチアシードの満腹感によって総摂取カロリーは抑えらます。チアシードをたくさん食べれば食べるほど健康になるわけではないので、食べ過ぎないように注意してください。
チアシードの効果的な食べ方をご紹介しました。効果的な食べ方でなければ全く効果がないというわけではありませんが、チアシードのダイエット効果や美容・健康効果をより引き出すためにも、効果的な食べ方をぜひ実践してみてください。
まとめ
ダイエットや便秘対策に!チアシードの効果的な食べ方
ダイエットのためには食事の30分前に食べると効果的
良く噛んで食べることが大切
便秘解消のためには夜にヨーグルトへ混ぜて食べる
加熱すると健康効果は低下してしまうので加熱しないこと
食べすぎは逆効果なので1日に食べる量は大さじ1杯までを守る