毛深いことや剛毛で悩む女性は少なくありません。そんな方は女性ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが強く働いている可能性があります。男性ホルモンが強くなると上記の症状だけでなく身体にさまざまな影響を与えてしまいます。
今回は 男性ホルモン を 減らす 方法を紹介します。
毛深い悩みを解消!男性ホルモンを減らす方法
女性ホルモンと男性ホルモンの違いとは
男性には男性ホルモン、女性には女性ホルモンだけだと思いがちですが、実は間違っています。男性にも女性にも両方のホルモンが分泌されています。それぞれ違った働きをしており、とても重要な役割を持っています。それぞれの違いについて説明します。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類から成り立つホルモンです。女性ホルモンは分泌量はとても少量です。
女性ホルモンの働きとして、女性らしいボディラインをつくる・妊娠や月経のコントロール・美肌や美髪に保つ・食欲を抑える・記憶力を保つ・骨を丈夫にする等があげられます。
一方男性ホルモンは3種類のホルモンから成り立ち、アンドロゲンと呼ばれています。男性ホルモンの働きとして、筋肉質な体をつくる・体毛の成長を促す・皮脂の分泌を増やすなどがあげられます。
男性ホルモンが増えることによる影響
女性の体内でつくられる男性ホルモンは、男性の10分の1ほどといわれています。ですが、女性ホルモンは生成される量がとても少ないですが男性ホルモンは多く作られます。そのため女性でも男性ホルモンの方が多く存在しています。
ですが、女性の場合女性ホルモンのエストロゲンにより男性ホルモンを抑制する働きがありますので男性のような体つきになることはありません。
しかし女性ホルモンのバランスが乱れることで、男性ホルモンの働きが強くなってしまうとエストロゲンでは抑えられなくなってしまいます。
すると、体毛が濃くなる・ひげが生える・ニキビができやすくなる・薄毛になる・生理がこなくなる・性欲が強くなる・イライラしやすくなるなどの症状があらわれてしまいます。
男性ホルモンを減らす方法
男性ホルモンを減らすためには、女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。そのためには以下のことを気を付ける必要があります。
睡眠をしっかりととる
睡眠の質が悪かったり、睡眠時間が短かったりすると自律神経のバランスが乱れます。すると同時に女性ホルモンのバランスも乱れていきます。質の良い睡眠を心がけましょう。
ストレスを溜めない
ストレスを受けると、脳に悪影響を与え女性ホルモンの分泌が低下しやすくなります。ストレスと溜めないように、リラックスる時間を作るようにしましょう。
無理なダイエットは控える
無理なダイエットをおこなうと、体に不調が出ます。そのため卵巣の働きも悪くなります。女性ホルモンは卵巣で作られますので、分泌が減ってしまいます。無理のないダイエットは避けるようにしましょう。
食生活を見直す
男性ホルモンは肉や動物性脂質を食べることで分泌量が増えます。ですから摂取を控えるようにしましょう。
また、大豆製品・ナッツ類は女性ホルモンの分泌量を増やす効果があります。そして緑茶は男性ホルモンの分泌量を減らす効果がありますので、積極的に摂取するよう心がけましょう。
深刻に悩んでいる場合は病院で相談を
上記で紹介した方法を試しても悩みが解消できない場合は、婦人科を受診するようにしましょう。多嚢胞性卵巣症候群などの病気の可能性もあります。病気ではなく男性ホルモンが多い場合でも、ホルモンバランスを整える薬を処方してもらえます。
深刻に悩んでいる方は、早めの受診をおすすめします。
男性ホルモンを減らし、悩みを解決しよう
今回は剛毛などの原因となる男性ホルモンを減らす方法について紹介しました。日常の生活を見直すことでも男性ホルモンの分泌量を減らすことが可能です。それでも改善しない場合には迷わず婦人科を受診しましょう。
男性ホルモンを減らして長年の悩みを解決しましょう。
まとめ
毛深い悩みを解消!男性ホルモンを減らす方法
女性ホルモンと男性ホルモンの違いとは
男性ホルモンが増えることによる影響
男性ホルモンを減らす方法
深刻に悩んでいる場合は病院で相談を
男性ホルモンを減らし、悩みを解決しよう