腹筋ローラーといえば、その名の通り腹筋を鍛えるためのトレーニング器具ですが、実は腹筋を鍛える以外にもさまざまな効果があることを知っていますか?腹筋ローラーによって得られる嬉しい効果と、 腹筋 ローラー の 効果 をさらにアップさせるためのポイントをご紹介します。
腹筋だけじゃない!腹筋ローラーの驚きの効果とは
腹筋ローラーだけでいろいろな筋肉をバランスよく鍛えられる
腹筋ローラーで鍛えられる筋肉のうち、最も代表的なものはやはりお腹の前面にある腹直筋です。腹直筋はシックスパックとも呼ばれる、板チョコレートのような形をしている筋肉です。
腹直筋はお腹を引き締める筋肉の一つで、ポッコリお腹を解消するためにはこの腹直筋を鍛えることが大切です。
腹直筋の隣、わき腹部分にある腹斜筋もまた腹筋ローラーで鍛えることができる筋肉です。腹斜筋は内臓を支えて腰のくびれを作り出す筋肉です。腹斜筋を鍛えるとわき腹が引き締まった美しいウエストを作ることができます。
腹筋ローラーは腕の筋肉、特に上腕三頭筋にも効果があります。上腕三頭筋は二の腕の外側にある筋肉で、上腕三頭筋が衰えると二の腕がたるんで太く見えてしまいます。腹筋ローラーを使えば上腕三頭筋が適度に鍛えられて引き締まった二の腕になれます。
そして意外に思われるかもしれませんが、腹筋ローラーは腹筋の反対側、つまり背中にある脊柱起立筋にも効果があります。脊柱起立筋は背中の中心部、背骨のすぐ横を縦に細長く走っている筋肉です。
脊柱起立筋を鍛えずに腹筋ばかり鍛えていると、腹筋の力で体が前傾して猫背のようになり、姿勢が悪くなってしまいます。脊柱起立筋は背中をそらせる作用があるので、腹筋と一緒に脊柱起立筋を鍛えることによって姿勢を良くすることができます。
腹筋ローラーなら腹筋だけでなく脊柱起立筋も自然と同時に鍛えることができるので、美しい姿勢を手に入れることができます。
また脊柱起立筋が衰えるとぎっくり腰や肩こりになりやすくなるので、見た目だけでなく健康のためにも腹筋ローラーは効果的といえます。
短時間で鍛えられる
腹筋ローラーでのトレーニング、特に膝をつかずに立った状態から腹筋ローラーを転がしておこなうトレーニングは、運動強度が非常に高いです。普通の腹筋運動なら連続して何十回もできる人でも、腹筋ローラーをめいっぱい遠くまで転がす運動は数回で限界になる人がほとんどです。
筋トレで筋肉を発達させるためには、強度の低い運動を何十回もやるより、10回くらいで限界になる強度の運動をやるほうが効果的ですので、腹筋ローラーは腹筋などの筋肉を発達させるのに最適なトレーニング法の一つです。
強度が高いということはそれだけキツイということですが、時間をかけて何十回もやるより、10回程度で終えられるほうが飽きずにトレーニングを続けられます。
また腹筋ローラーは、膝をついたり転がす距離を短くすることで運動強度を細かく調節できるので、初心者から上級者まで適切な強度で使えます。
腹筋に効いていることがわかりやすい
腹筋ローラーは運動強度が非常に高いため、腹筋ローラーをやった翌日にはほぼ必ず腹筋が筋肉痛になります。
普通の腹筋運動では強度が低いため筋肉痛になりにくく、「本当に腹筋に効いているのか?」と不安になってしまう人もいますが、腹筋ローラーなら腹筋の筋肉痛をはっきりと感じられるので、「ちゃんと腹筋に効いている!」ということを実感できます。
筋肉痛は痛いからいやだ、と思う方もいるかもしれませんが、実際に筋トレをやるようになると、筋肉痛がこないことによる不安のほうが気になってしまう人が多いです。
筋肉痛がないと筋トレ効果がないというわけではないのですが、やはり筋肉痛があったほうがトレーニング効果を実感しやすいので筋トレへのモチベーションアップにもつながります。
効果を高めるためには休息も大切
筋トレによって傷ついた腹筋は24時間で修復されると言われていますが、腹筋ローラーは運動強度が高いので、24時間後ではまだ筋肉痛や疲れが残っていることが多いです。筋肉の発達のためには休息をとることも大切です。
特に初心者のうちは腹筋ローラーでのトレーニングは2~3日間を空けておこなうようにしましょう。
腹筋ローラーは決してラクなトレーニング方法ではありませんが、正しくやれば非常に効果的です。腹筋ローラーで堂々と人に見せられるお腹を手に入れましょう!
まとめ
腹筋だけじゃない!腹筋ローラーの驚きの効果とは
腹筋ローラーだけでいろいろな筋肉をバランスよく鍛えられる
短時間で鍛えられる
腹筋に効いていることが分かりやすい
効果を高めるためには休息も大切