眼瞼下垂という病気をご存知ですか?眼瞼下垂はまぶたの筋肉がゆるむことにより視界不良となってしまう病気です。治すためには手術をする必要があります。しかし、症状によって健康保険が効かずに多額の手術費用がかかる場合があります。
今回は 眼瞼下垂 の 保険 について紹介します。
適用外だと手術費が何倍にも!眼瞼下垂の保険適用について
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂とは、目を開いたときに黒目の上方が少し隠れる高さよりも下がっている状態のことを言います。生まれつきによる先天性のものから、年齢を重ねると共に目の開きが悪くなる後天性のものもあります。
眼瞼下垂によってさまざまな症状の原因になると言われています。眼瞼下垂の人は無意識のうちに目を見開いたり、顎をあげながら物を見るようになります。そうすることで目が疲れる・頭痛・肩こりなどの症状があらわれてしまいます。
また、眼瞼下垂になりやすい人の特徴として目を擦る癖のある人や白内障の手術を受けたことがある人、長時間コンタクトレンズを使用している人などがあげられます。
目を閉じ、眉の上を人差し指で押さえたまま目を開けてみましょう。このときに、目が開けにくいと感じたり、指を上に押し上げてしまう場合には眼瞼下垂の可能性があります。
保険適用の眼瞼下垂
眼瞼下垂との手術が健康保険の適用を受けるためには、医師による診察で眼瞼下垂と判断されなければなりません。そのためには大前提として、健康保険が適用される施設に行くようにしましょう。美容外科の中には健康保険が使えない施設もありますので注意しましょう。
客観的な判断をしたうえで医師の主観で決めますので、同じ症状でも違う病院や医師によっては保険適用か保険適用外か分かれることもあります。判断方法は病院ごとに違ってきます。実際に病院やクリニックに足を運び、診察してもらうようにしましょう。
しかし、基本的に眼瞼下垂により日常生活に支障をきたすレベルのものは健康保険の対象となり手術を受けることができます。
例えば、目が開かないことにより、車の運転が難しい・肩こりに悩まされているなどです。医師に眼瞼下垂によって困っているということをしっかりと伝えることが大切です。
健康保険でおこなう眼瞼下垂の注意点
健康保険でおこなう眼瞼下垂の手術は、あくまで目の開きをよくし日常生活が通常に送れるようにすることが目的です。そのため、見た目の指定はできません。二重にすることや左右対称の目にしたいなどの希望を健康保険の手術ではすることができません。
また、手術後に、目の形が気に入らないなどの理由で保険を適用した再手術はできませんので注意しましょう。そのため、保険が適用されない美容目的として自費で手術を受ける人もいるようです。
自費と保険適用の眼瞼下垂の手術費用の差
健康保険が適用された眼瞼下垂手術の場合は、費用を抑えることができます。保険が適用されれば、手術費用は5万円ほどで済みます。一方、自費で手術をおこなった場合には、30万~50万円もの手術費用かかってしまいます。
また、民間の医療保険に入っている方は、手術による給付金が出る可能性があります。加入されている保険会社に問い合わせてみるといいでしょう。
費用を抑えた保険適用で眼瞼下垂の悩みを解決しよう
今回は眼瞼下垂の保険適用について紹介しました。眼瞼下垂の手術を受ける目的により保険適用か保険適用外か変わってきます。病院やクリニックによっても医師の判断により変わってきますので、一度相談するとよいでしょう。
また、美容目的の方は美容外科や美容クリニックに訪れると、自費にはなりますが理想の目に近づくことができるかもしれません。
まとめ
適用外だと手術費が何倍にも!眼瞼下垂の保険適用について
眼瞼下垂とは
保険適用の眼瞼下垂
健康保険でおこなう眼瞼下垂の注意点
自費と保険適用の眼瞼下垂の手術費用の差
費用を抑えた保険適用で眼瞼下垂の悩みを解決しよう