歯磨きは誰でも毎日行う大切な習慣。だからこそ、歯磨き粉にも気を配りたいですよね。ところが、最近私たちが普段使っている 歯磨き粉 に入っている 研磨剤 が歯にかえってよくない…という噂が出ています。
研磨剤は本当に歯によくないのか?では理想の歯磨き粉とはどんな歯磨き粉なのか?についてご紹介いたします。
研磨剤入り歯磨き粉は危険?研磨剤の短所と理想の歯磨き粉!
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研磨剤って、何のために入っているの?
歯磨き粉には、清涼剤やその他多くの成分が含まれていますが、その成分のひとつ「研磨剤」は、歯の表面にあるエナメル質の汚れや着色を落とす働きがあります。
歯磨き粉が誕生した頃から一般的によく使われている成分なのですが、商品のイメージアップのために「清掃剤」と表示・販売しているものもあります。
たしかに、テレビで見る芸能人のような白くて美しい歯には誰でも憧れますよね。白い歯になりたい!そう思って研磨剤の歯磨き粉を使って歯を磨くのですが、「研磨剤」と聞くと、材質の表面を磨く「ヤスリ」をイメージしませんか?
図工の時間に紙ヤスリを使った経験がある人も多いと思いますが、削るときには木などの表面をまさに「そぎ落とす」ことで、木の表面をなめらかにしていましたよね。
歯のキレイさを重視するために配合されている研磨剤ですが、歯の表面を傷つけるような研磨剤入りの歯磨き粉は本当に歯によいのでしょうか?
ここを見れば研磨剤が入っているかがわかる!
研磨剤入りの歯磨き粉がいかに世の中に広く出回っているかを確かめるためには、薬局などに行って、有名な歯磨き粉のパッケージを見てみることが最も簡単な方法です。
歯磨き粉のパッケージにある「成分表示」を見てみると「清掃剤」または「研磨剤」と表記してあります。
歯磨き粉の種類によってもさまざまなのですが、主として「歯磨用リン酸水素ナトリウム」や、「重層炭酸カルシウム」や、「炭酸カルシウム」などがあげられます。
今放送されているテレビのCMなどで取り扱われている歯磨き粉…実は、この3つの成分のどれかがほとんどの商品に含まれているのです。
ためしに、あなたの家の歯磨きのパッケージも見てみてください。この3つの成分が含まれていませんか?
研磨剤入り歯磨き粉は本当に歯に悪いのか?その長所と短所
研磨剤は、歯を削ってしまうという印象が強くなったと思いますが、実は長所もちゃんとあります。
普段歯ブラシで磨くだけではなかなか落としきれない歯の表面の汚れを取り除いて、歯の表面の着色などを薄く削り去るため、「歯が白くなったかのように見える」ことです。
某歯磨き粉のCMでよく耳にする「ステイン」という歯の着色汚れをはじめとして、たばこのヤニを取る研磨剤の歯磨き粉は、実は昔から販売されてきて、どれもなかなかの売れ行きです。
特に喫煙者の方はよくわかると思いますが、たばこのヤニは、歯に直接着いてしまうとても頑固な汚れの代表ですが、これを落とすことができる研磨剤がどんなに強力であるかは、想像に難くないですよね。
ところが一方で、やはり短所もあります。その強力な研磨力だけに、歯の表面のエナメル質の部分を削り取ることによって、実は磨く前よりもかえって汚れがつきやすい状態にしてしまうのです。
しかも、このようなエナメル質の薄い歯は、むし歯や知覚過敏の原因になりやすいという危機的な状態をつくりだす可能性もあるのです。
研磨剤は一長一短…研磨剤の入っていない歯磨き粉、おすすめ2選
チェックアップジェル 60g
歯科医もおすすめするジェルタイプの歯磨き粉。フレーバーがミント・グレープ・ピーチ・レモンティー・バナナの5種類から選ぶことができ、大人だけでなく、お子様にもおすすめです。
口に入れるとその甘さに驚きますが、子どもは喜びますし、その甘さもキシリトールによるものなので安心です。
泡立ちしにくいタイプのため、歯磨きをしっかり長時間したいひとにもおすすめです。
トゥービー・ホワイト デンタルペースト プレミアム 60g
研磨剤不使用はもちろん、やっぱり歯の美白も諦めたくない!という人におすすめです。
植物由来の成分配合で、美白の有効成分が通常タイプの2倍配合されたプレミアムタイプです。
歯を健康的に白くしたい人は1度試してみてほしい商品です。
研磨剤には長所も短所もあるということが分かりましたが、やっぱり短所が気になる…という方は、上記の2選を参考に、健康的な歯を目指しましょう。
まとめ
研磨剤入り歯磨き粉は危険?研磨剤の短所と理想の歯磨き粉!
研磨剤って、何のために入っているの?
ここを見れば研磨剤が入っているかがわかる!
研磨剤入り歯磨き粉は本当に歯に悪いのか?その長所と短所
研磨剤は一長一短…研磨剤の入っていない歯磨き粉、おすすめ2選