日焼け止め を使っていると、汗や汚れとともに流れてしまい、効果が薄れてしまうことがあります。そんなときの強い味方が ウォータープルーフ タイプの日焼け止めです。
しかし、ウォータープルーフも万能というわけではありません。メリット・デメリットをしっかり理解して使うようにしましょう。
ウォータープルーフ日焼け止めのメリットデメリット
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ウォータープルーフタイプの日焼け止めとは?
ウォータープルーフの日焼け止めはシリコン成分が配合されており、一般的に水で落ちにくく加工された日焼け止めのことです。その水に強い性質から、スポーツやレジャーに向いている日焼け止めです。
しかし、メリットが大きい反面、通常の日焼け止めに比べて注意しておくべきポイントがあります。メリット・デメリットそれぞれご紹介します。
メリット1 : 時間が経過しても効果が薄れにくい
通常の日焼け止めは、汗や脂によって流れ出てしまいます。そのため、効果を継続して保つためには1~2時間おきにこまめに日焼け止めを塗り直す必要があります。
しかし、ウォータープルーフの日焼け止めは汗にも強いため、肌から流れにくくなります。そのため、肌に日焼け止めの成分が長くとどまり、日焼け止めの効果が長く持続するのです。何度も塗り直す必要がないのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、シリコンは油性であるため、皮脂などの脂には溶けます。また、通常の日焼け止めよりは効果が薄れにくいものの、長時間経てば効果はやはり薄れていきます。1日中外に出る場合は様子を見て数時間おきに塗り直すようにしましょう。
メリット2 : 水に強い
通常の日焼け止めは水溶性の性質を持っていることから、水に肌を浸すと日焼け止めは流れ出てしまいます。つまり、プールやビーチなど水に触れる場所では日焼け止めが落ちやすいということになります。
しかし、ウォータープルーフの日焼け止めは不溶性であることから、水に肌を浸しても落ちにくい性質があります。水に触れる場所では、ウォータープルーフの日焼け止めは紫外線対策にオススメです。
デメリット1 : 日焼け止めが落ちにくい
通常の日焼け止めに比べて落ちにくいのは効果の上ではメリットですが、洗い流す際には注意が必要です。
不溶性であることから、水や洗顔料・ボディーソープだけでは十分に日焼け止めが落ちない可能性があります。洗い残しがあった場合は毛穴の詰まりや肌荒れなどの肌の負担になる可能性があるため、十分に洗い流すことが大切です。
落ちにくい場合はクレンジングオイルで溶かしてから洗い流すようにしましょう。また、洗い流したあとはしっかり保湿をして、肌を保護するようにしましょう。
デメリット2 : 肌の負担になる場合がある
ウォータープルーフの日焼け止めは不溶性であり、流れ落ちにくい一方で肌への負担になる場合があります。化粧が濃いと肌への負担が大きいように、ウォータープルーフの日焼け止めも肌への影響がないとはいえません。
スポーツやレジャーなど、活発に活動する場合はウォータープルーフタイプの日焼け止めにし、日常生活レベルのみの外出の場合は通常の日焼け止めを使うなど、シーンに応じて使い分けるのもオススメです。
また、SPF値が高い日焼け止めは一般的に肌への負担が大きいです。日常生活レベルではSPF20~30程度でも十分に紫外線を防ぐ効果はありますので、短時間の外出の場合はSPFが低い日焼け止めを選択するという手もあります。
いかがでしょうか。ウォータープルーフタイプの日焼け止めはメリット・デメリットをしっかり理解すれば、夏の紫外線から肌を強力にガードしてくれる強い味方です。
まとめ
ウォータープルーフ日焼け止めのメリットデメリット
ウォータープルーフタイプの日焼け止めとは?
メリット1:時間が経過しても効果が薄れにくい
メリット2:水に強い
デメリット1:日焼け止めが落ちにくい
デメリット2:肌の負担になる場合がある