ほうれい線とは、鼻の両脇から唇の端に伸びるシワのことで、ほうれい線があるのとないのとでは見た目年齢に大きな差が出るといわれています。
ほうれい線 に効果のある 化粧品 が多数売られていますが、それらの商品から自分に合ったものを選ぶには何を見ればよいのかをご紹介します。
ほうれい線に効果のある化粧品の選び方と使い方
ほうれい線に有効な成分
ほうれい線はシワなので、そのシワをなくすためには肌に潤いとハリを与えることが重要です。
潤いとハリに有効な成分スクワラン、コラーゲン、プラセンタエキスといったものです。これらはすべて保湿効果のある成分で、乾燥によるシワを目立たなくする効果があります。
その他、ビタミンC誘導体、レチノールなどは肌にハリを与える成分で、保湿により潤った肌をふっくらさせる効果があります。
ほうれい線を消すためには、これらの有効成分をまんべんなく肌にたっぷり補給することが大切です。化粧品を選ぶ際には成分の含有量なども見ながら化粧品を選ぶのが良いでしょう。
化粧品のライン使いについて
化粧品といっても化粧水、美容液、乳液などさまざまな種類がありますが、一つのブランドで化粧水から乳液や美容液までのすべてライン使いするのが効果的です。
というのも化粧品は化粧水、乳液、美容液などに分類されていますが、ほうれい線対策という目的で作られている化粧品をまとめて使えば、単独で使うよりも効率的にほうれい線を消すことができるのです。
もちろん別ブランドのものをそれぞれに使用しても問題はありませんが、ほうれい線を消したいという明確な目的があるのであればその効果で統一されたブランドの商品をライン使いするほうが良いでしょう。
もし別ブランドを使用したい場合は、その化粧品の効果を良く知っておく必要があります。
例えばさっぱりタイプで脱脂効果のある化粧水のあとに、ほうれい線対策として保湿を高めるための乳液を塗るという矛盾した使い方ではそれぞれの効果を打ち消してしまいます。そういったことが起こらないよう、化粧品の効果と成分は良く見て使うようにしてください。
化粧品の効果が出るまでにかかる時間
ほうれい線の薄い人であれば、早ければ塗った翌日から効果を感じる人もいます。ただし個人差があるものなので、すぐに効果が出ない人もいます。すぐに効果が出ないからといって化粧品の使用をやめるというのはおすすめできません。
お肌の異常などがなければ、少なくともその化粧品1個を使い切るまでは使ってみてください。それでもまったく効果がなければ、別の化粧品を試してみた方が良いでしょう。
また、いろいろ試したいからと同じタイミングで複数の化粧品を使用するのもおすすめできません。例えばAという美容液とBという美容液を同時期に使ってしまうと、どちらが効果を発揮しているのか分からなくなってしまいます。
ほうれい線対策化粧品の有効な使い方
ほうれい線対策の化粧品は上記で述べたようにハリや保湿に重点を置いたものがメインとなっています。それらの化粧品の効果をより発揮させるためには、正しい使い方をする必要があります。
化粧品の正しい使い方とは、顔全体に化粧品をつけたあとに中心から外、下から上へ塗っていくという方法です。その際に注意すべきは力を入れすぎないことです。ゴシゴシと力強く塗ってしまうと皮膚が引っ張られて余計にしわが濃くなる原因となります。
また、せっかく化粧品で保湿をしようとしているのに、力を入れて皮膚をこすることで摩擦が起き、皮膚を傷めてしまいます。
ほうれい線を消したいがためについシワの部分に化粧品を塗り込みたくなってしまいがちですが、強くこすったからといって浸透力が上がるわけではありません。
化粧品の浸透力を上げたい時は、複数回に分けて化粧水を重ねづけするほうが効果があります。そして、こするのではなく手のひらで顔を優しくプレスしながら塗っていくようにしてください。そうすることで肌への負担なく化粧品を浸透させることができます。
さらに、化粧品はケチらずたっぷり使ってください。どの化粧品にも1回の使用目安の表示があると思いますので、少なくともその使用量ぐらいは使ってください。
高い化粧品を少量使うよりもお手頃価格の化粧品を惜しげなくたっぷり使用した方がその化粧品の効果を得られます。
まとめ
ほうれい線に効果のある化粧品の選び方と使い方
ほうれい線に有効な成分
化粧品のライン使いについて
化粧品の効果が出るまでにかかる時間
ほうれい線対策化粧品の有効な使い方