「ブツブツ毛穴のいちご鼻、この治し方で簡単にキレイに!(前編)」では、いちご鼻とはどのような状態であるのか、またいちご鼻になってしまう原因についてご説明いたしました。
後編では、 いちご鼻 の 簡単 な 治し方 をご紹介いたします。
ブツブツ毛穴のいちご鼻、この治し方で簡単にキレイに!(後編)
いちご鼻を簡単に改善する治し方とは?
面倒くさがり屋さんにとって、肌のお手入れというものは「化粧水のあと乳液をぬって美容液をつけて肌のマッサージをして…」などといった何工程もある作業を丁寧におこなうということを考えるだけでうんざりしてしまう人も多いでしょう。
しかし以下の方法をおこなうことでいちご鼻だけでなく肌全体の改善にも良い影響を与えるということになります。決して難しくない簡単な治し方ばかりです。是非頑張って試してみましょう。
1つ目は毎日のスキンケアを忘れずにおこなうことです。しかしゴシゴシ洗いは逆効果です。洗顔料をしっかりと泡立てて、手で直接肌をこするのではなく、その泡をゆっくりと手のひらで回転させることによって肌に負担をかけずに毛穴に詰まった皮脂や汚れを落とすことができるのです。
2つ目は鼻パックで毛穴の汚れを定期的にはぎ取るということです。パックは月に1度程度は良いのですが、あまり頻繁にやりすぎると必要な皮脂まではぎ取ってしまい乾燥肌を招いてしまったり、逆に体が不足した皮脂を補充しようとしてオイリー肌を作ってしまうため注意が必要です。
またパック後は必ず化粧水や乳液などでしっかりと保湿をすることが重要です。ホットパックの方が熱によって溶けた皮脂や油の汚れがより取れやすいのでお勧めです。
3つ目は油分の多い食事は避けるということです。体の中でも顔のTゾーンと呼ばれる額から鼻にかけた部分は皮脂腺が集中しているためにほかの箇所と比べても非常に皮脂量が多いところです。
油分の多い食事をとることで体の中から不要な油分が肌に排出されてしまい、いちご鼻だけでなく吹き出物などの原因にもなります。
4つ目はしっかりとお風呂に浸かるということです。毎日シャワーで終わらせている人も多いかもしれませんが、毛穴の詰まりの治し方としてはしっかりとお風呂に浸かることが重要となります。お湯は少しぬるめの38度位の温度で30分ほど浸かります。
その際首まで浸かってしまうと内臓に負担がかかってしまうため胸の下あたりまでの半身浴をします。洗顔ではあくまでも外側から詰まりを取るだけで、毛穴の深い部分までには手は届きません。
しかしお風呂にゆっくり、そしてじっくりと浸かることで肌の内側からじんわりと汗、そしてこれから毛穴をとおして出る体の毒素、すでに毛穴につまった汚れや皮脂なども一緒に外に排出してくれるのです。
そして最後の砦はレーザー治療です。レーザー治療は美容外科や美容皮膚科でできます。いちご鼻を長い間放置すると、残念ながら上記にあげたような方法では簡単には改善されません。
毛穴が加齢によって深く広がっている状態は皮脂や汚れによるいちご鼻の程度もかなり重症といえます。
いちご鼻に有効とされているレーザー治療にはフラクショナルレーザーとカーボンレーザーがあります。フラクショナルレーザーはレーザーをあてることで熱エネルギーを与えて肌のターンオーバーを強制的に起こさせるものです。
過去にレーザー治療は肌への負担や施術後に日常生活に戻るまでの期間が長くかかりすぎるなどの問題もありましたが、フラクショナルレーザーは安全に行えるものとして効果を得ているようです。
ガーボンレーザーは施術前に毛穴詰まりが気になる肌にカーボンローションを塗ることでレーザーがローションに反応して汚れや角質を除去するというものです。共にレーザーによって毛穴の汚れなどが取れることでキメ細やかな肌を取り戻すことができるということです。
しかし中には肌の状態によって効果が出にくい人もいるようです。そして何よりもやはり問題は値段でしょう。多くの病院では1回の施術が2万円から5万円程度ですが、5回以上の施術が必要となり、結果的に十数万円から数十万円かかるということになります。
そして一度治療をしてもそれは永久的なものではないため、より状態を長持ちさせるためには日頃からの入念なスキンケアが必要です。しかしそうしていても再び治療をする程度の状態にもなりうるわけです。
他人からの見た目で、加齢の状態が最もわかりやすい部分は肌かもしれません。ブツブツのいちご鼻の問題だけでなく、上記の治し方を身につけることで簡単に肌全体の若返りもできるようになりますので、あまり面倒とは思わず少しだけ頑張ってみましょう。
まとめ
ブツブツ毛穴のいちご鼻、この治し方で簡単にキレイに!(後編)
いちご鼻を簡単に改善する治し方とは?