黒い点が気になってしまういちご鼻。ブツブツした見た目で気になってしまうものです。なぜいちご鼻になってしまうのでしょうか。誤った対策を行うと、いちご鼻がさらに悪化してしまうこともあります。
今回は、家庭でできる いちご鼻 の 治し方 、対策方法をご紹介します。
いちご鼻の治し方は?対策方法をご紹介
いちご鼻になってしまう原因
いちご鼻の原因を考える上では、ブツブツの正体を知っておく必要があります。いちご鼻のブツブツは、角栓とそれが酸化したものです。
角栓は毛穴に皮脂や角質が詰まったもので自然に発生するものですが、皮脂量が多かったり角質の新陳代謝が滞ると毛穴を塞いでしまうことがあります。そして、ほこれや汚れも一緒に詰まることで黒い斑点としてあらわれ、毛穴を広げるのです。
毛穴パックは角栓を直接取り除くため、いちご鼻の直接の原因である角栓を除去できますが、必要な皮脂や角質も除去してしまうため、過剰に皮脂や角質がつくられるようになります。結果、いちご鼻が悪化してしまう可能性があります。
そのため、いちご鼻の対策には、即効性のあるやり方ではなく、普段の生活で余分な角質や皮脂を取り除き、汚れや老廃物がたまらないような対応をすることが大切になります。
洗顔前に蒸しタオルやクレンジングを行う
洗顔前に蒸しタオルやクレンジングを行うことは余分な皮脂除去にオススメです。洗顔前に電子レンジなどで濡れタオルを温め、蒸しタオルをつくっておきます。火傷しない適度な温かさの蒸しタオルを30秒ぐらいに顔にのせます。
すると、蒸しタオルの温かさで毛穴が広がり、角栓の汚れや皮脂が落ちやすくなります。この状態で泡で洗顔をすると、普段の洗顔ではとれない汚れや皮脂が落ちるようになるのです。
化粧をしている場合は、化粧の洗い残しが汚れとしていちご鼻の原因になってしまうことがあります。必ずクレンジングを行い、化粧を落とすようにしましょう。また、クレンジングオイルは角栓の皮脂を浮かせるのにも役立ちます。
洗顔方法を見直す
洗顔をする際には、肌に負担をかけずに汚れをしっかり落とすことがポイントになります。汚れを落とそうとするあまり、ゴシゴシと洗顔してしまうと必要な皮脂や角質まで洗浄されてしまい、余計にいちご鼻がひどくなってしまう可能性があります。
洗顔の最初に、ぬるま湯で顔をすすぎ、皮脂を浮かせるようにしましょう。そして、十分な泡で指先でクルクルと優しく回転させながら洗います。泡をしっかりなじませることで皮脂や汚れが泡と一緒に洗い流されやすくなります。
顔全体に泡をなじませたら、水でしっかり洗い流します。毛穴に汚れや泡の成分が残る可能性があるため、「全て洗い流した」と思ってもそこから数回は洗い流すようにした方がよいです。
なお、洗い流す際には手でパシャパシャと洗うようにします。シャワーは水圧で肌にダメージを与える可能性があるため、使用しないようにします。
保湿を欠かさないようにする
いちご鼻は皮脂や汚れの詰まりから由来するものですが、保湿は欠かさないようにします。皮脂が多いからといって保湿を怠っていると、余分な皮脂が分泌されるようになり、いちご鼻が悪化する可能性があります。
特に洗顔後は、しっかり保湿をして、水分・油分を補給するようにしましょう。皮脂が気になる場合は、収れん作用のある化粧水を使用すると、皮脂の分泌が抑えられます。
いかがでしょうか。いちご鼻は角栓に由来するものであるため、少し時間はかかりますが対策を気長に続けることが大切です。即効性を求めるより、肌に負担かけない手段で対策をすることがオススメです。
今回ご紹介した方法を使って、ツルツルの鼻を目指していきましょう。
まとめ
いちご鼻の治し方は?対策方法をご紹介
いちご鼻になってしまう原因
洗顔前に蒸しタオルやクレンジングを行う
洗顔方法を見直す
保湿を欠かさないようにする