リラックスや病気の予防・治癒などに効果があるツボ押し。一度は体験したことがある方も多いのではないでしょうか。体中にたくさんあるツボには、なんと女性ホルモンを増やすことができるツボがあります。
女性ホルモン を増やす ツボ を刺激して、いろいろな効果を得ましょう。
女性ホルモンをツボ押しで増やして、いろいろな効果を得よう
ツボ押しをする前に知っておきたい、4つのポイント
女性ホルモンを増やすツボを押す前に、ツボ押しのコツについて知っておきましょう。4つのポイントを知っておくと、よりツボ押しの効果を得ることができます。
まず1つめは、体が温まっている時にツボ押しをするということです。血行が良くなっている時にツボを刺激することで、効果を高めることができます。入浴中や入浴後に行うのがオススメです。
2つめのポイントは、適度な強さで押すということです。ツボはただ強く押せばいいというものではありません。痛すぎず、弱すぎない程度で押すことが大切です。
3つめは呼吸を止めずに押すことです。息を吐きながらツボを押し、体がリラックスした状態でツボを刺激できるようにしましょう。(力を入れすぎると無意識のうちに呼吸が止まっていることがあるので、注意が必要です)
最後のポイントは、「やらなければならない」という気持ちにならないことです。ツボ押しは毎日できればいいのですが、疲れている日やどうしてもやる気にならない日も出てくるでしょう。そのような時には「今日はお休み」として、翌日以降にツボ押しをするようにしましょう。
「絶対に、毎日しなければ」という思いは、ストレスになってしまい女性ホルモンの分泌に悪影響を及ぼしてしまいます。
ツボ押しで女性ホルモンが増えるのはなぜ?
女性らしい体のラインや、心の穏やかさなどは女性ホルモンのバランスが整っていてこそ保たれます。女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと、肌荒れ・月経不順・心の不調といったいろいろなトラブルが見られるようになります。
ツボは東洋医学で「気」「血」「水」が循環する経路の調整ポイントだとされています。そしてツボを刺激することで、体の中にスムーズに「気」「血」「水」を循環させることができるようになります。
ツボを刺激したことが脳に伝わることで、女性ホルモンの分泌がうながされ心身の不調が改善されるしくみです。
美肌・美髪のツボを刺激して若さを保とう
体や肌の新陳代謝を活発にすることができるのが「合谷(ごうこく)」のツボです。手の親指と人差し指の付け根部分、骨が交わる手前にあるくぼみがツボです。外出先や仕事中の息抜きに反対側の親指と人差し指を使って、はさみこむように押してみましょう。
髪の悩みを改善してくれるのが「百会(ひゃくえ)」のツボです。頭頂部のほぼ中央にあります。両耳から頭頂部に向かってまっすぐに線を結び、眉間の真ん中から頭頂部に向かった線と交わる部分がツボです。このツボは、美髪だけでなく頭痛の改善・精神的な不調にも効果がみられます。
目の下のシワやたるみに効果があるのが「救後(きゅうご)」のツボです。目の下の骨のくぼみに沿って、目尻から3分の1ほど内側に入った部分にあります。目のまわりのシワは見た目年齢にも影響を与えます。見た目年齢の若返りのためにも、押しておきたいツボです。
ハリのあるバストを保つためのツボ
女性のバストは母乳を作ったり運んだりするための大切な器官が詰まっています。それらを守るために、脂肪がついています。女性ホルモンの分泌を増やすことで、バストはよりハリのある状態に変わっていきます。
女性ホルモンの分泌をうながすツボが「壇中(だんちゅう)」です。左右の乳首を結んだ線の中心、胸の中心にあります。また、おへそから指4本分上の、おへそとみぞおちの真ん中にある「中かん《環境依存文字》(ちゅうかん)」のツボも女性ホルモンの分泌をうながしてくれます。
まとめ
女性ホルモンをツボ押しで増やして、いろいろな効果を得よう
ツボ押しをする前に知っておきたい、4つのポイント
ツボ押しで女性ホルモンが増えるのはなぜ?
美肌・美髪のツボを刺激して若さを保とう
ハリのあるバストを保つためのツボ