なんだか顔が「ゴワゴワ」しているなと感じたら、それは角質です。 顔 に 角質 があると、せっかくのフェイスケアの妨げになりますので、顔の角質について知り、角質のないキレイな肌を目指しましょう。
顔の角質はフェイスケアの大敵!
顔の角質は何故できる?
繰り返される刺激から生まれるひざやかかとの角質と異なり、顔の角質は、化粧や大気中の浮遊物のほか、皮脂などの分泌物も原因となります。
そういったさまざまな汚れと肌の生まれ変わり(ターンオーバー)とともに生まれる皮脂などの汚れが蓄積され角質となりますが、通常なら、日々の洗顔や肌の生まれ変わりとともに剥がれて落ちるものです。
しかし、これが上手くいっていないと角質となって顔に残ったままになってしまいます。この角質が残ったままだと、せっかくのフェイスケアでの美容液なども浸透しにくく、ゴワついてくすんだ肌になってしまいます。
角質が残ってしまうのには、手抜きとやり過ぎの2つの原因があります。
日頃からフェイスケアには無頓着で、簡単な洗顔くらいしかしていない方は汚れが蓄積されて肌の生まれ変わりを阻害し、角質がついたままの「ゴワゴワ」したくすんだ肌になっていたり、反対に、ちゃんとケアしているのに「カサカサ」「ゴワゴワ」していると言う方は、「やり過ぎ」という間違ったケアをしているために、肌の生まれ変わりの時に生まれる潤い成分(皮脂やセラミド)を落としすぎて乾燥した結果、肌自信が肌を守るために、どんどんセラミドなどの保湿成分や皮脂を生み出して角質が溜まっていくとう悪循環に陥っている可能性があります。
まずは、自分がどちらのタイプなのかまずはしっかりと見極めましょう。
無頓着だった人の対策は?
こちらは「ちゃんとケアしましょう」の一言ですが、不慣れな人が「ちゃんとケア」するのはとても難しいことのように思えます。そこで、まずは次の2つを心掛けてみてください。
1つ目は「朝と夜に洗顔料を使ってしっかりと洗顔する」、2つ目は「夜だけは朝より洗顔をしっかりして保湿する」ということです。
特に夜は肌の生まれ変わりが活発になる時間帯ですので、これをするだけで肌の生まれ変わりを助け、ゴワつきが感じられることは少なくなるでしょう。
これを毎日続けてもゴワついてきたときには角質が溜まってきた合図です。その時はピーリング効果のあるクレンジングなどを使っていつもより念入りに洗顔してください。
やり過ぎケアの人の対策は?
これまでも説明したとおり、やり過ぎのために必要な成分まで落としてしまっていた可能性が大です。一度、ピーリングやゴシゴシ洗いはやめて、朝は水で洗うだけ、夜は最低限の洗顔のみにして、しばらくは保湿をメインに心掛けるようにしてみてください。
そうすることで、乾燥を防ぎ、これまで早すぎた肌の生まれ変わりが本来のペースに戻り、余分な角質の素ができにくくなるでしょう。せっかくしていたケアですが、肌の自然な働きに任せることも大切です。
顔の角質対策は「適度」が重要
顔の角質について2つの例をあげてご説明してきましたが、どんなに高価な化粧水や美容液も角質が残ったままの肌には無意味と言っても過言ではありません。自分の顔に角質があると感じたら、まずは汚れと角質を取り除くことから始めましょう。
顔の角質も人間の身体と同じように、ある程度は自分で元に戻ろうとする能力を持っています。
病気にならないよう健康的な食生活を送るように、角質を残さないよう肌の生まれ変わりを適度に助けるような気持ちで日頃の洗顔と保湿で補うほうが、肌にとって最善の環境と言えます。
手を抜きすぎたり、過剰にやり過ぎたりしないよう、適度なお手入れを心掛けましょう。
まとめ
顔の角質はフェイスケアの大敵!
顔の角質は何故できる?
無頓着だった人の対策は?
やり過ぎケアの人の対策は?
顔の角質対策は「適度」が重要