かゆみを抑えたいとき、かゆみ止めとして飲み薬を考える人もいるでしょう。飲み薬は全身のかゆみを一度で抑えることができます。また、時間がないという人は近くのドラッグストアなどでも購入できるのでとても便利です。
そこでここでは、市販されているおすすめの かゆみ止め の 飲み薬 と副作用を紹介します。
かゆみの軽減にはかゆみ止めの飲み薬!おすすめ市販薬5選!
かゆみの原因
かゆみは炎症を抑えようとヒスタミンが大量に分泌されることで生じます。ヒスタミンが大量に分泌する原因は以下の4つが考えられます。それでは1つずつ原因と症状をみていきましょう。
かぶれ(接触性皮膚炎)
かぶれには、アレルギー物質のものに接触することでアレルギー反応を起こしかゆみや腫れといった症状があらわれるアレルギー性接触皮膚炎、原因となる物質の刺激や毒性で赤くなったりかゆみを生じる刺激性皮膚炎の2種類あります。
この2つの違いは、アレルギー性接触皮膚炎は接触後すぐ症状があられず、翌日あるいは数日後あらわれますが、刺激性皮膚炎は接触後すぐ症状があらわれます。
虫刺され
虫刺されは毛虫性皮膚炎といいます。蚊・ダニ・ノミ・毛虫・毒蛾・シラミなどに刺されることでかゆくなります。また、虫刺されからアレルギー反応を起こすと結節性痒疹になってしまい、かゆみや腫れといった症状が1ヶ月~数年間も続きます。
蕁麻疹
全身にブツブツした赤い腫れができる症状のことを蕁麻疹と言います。蕁麻疹の原因は細菌・ウイルス感染・アレルギー性・物理性・ストレス性・血管性などがあります。
症状が1ヶ月以上続くことを慢性蕁麻疹、1ヶ月以内に症状が治まることを急性蕁麻疹と言います。
アトピー性皮膚炎
湿疹は肌のバリア機能が低下し、皮膚が少なく水分を保てず皮膚が乾燥している状態のことを言います。乾燥と湿疹でかゆくなります。食生活や環境、アレルギーなどが原因と言われたりもしますが現時点では特定されていません。
おすすめの市販されている飲み薬
かゆみの原因を特定し根治するためには皮膚科にかかることが一番ですが、いますぐどうにかしたいかゆみには市販の飲み薬で抑えることも可能です。
ここでは市販されているおすすめの飲み薬を4つ紹介します。
スラジンA
抗ヒスタミン剤と漢方の茵ちん蒿湯で作られています。全身の蕁麻疹や湿疹に効果があります。また、飲みやすいスラジン糖衣錠もあります。スラジンAは15歳以上からですがスラジン糖衣錠は8歳から服用することができます。
アレルギール錠
抗ヒスタミン剤で作られています。湿疹やかゆみ、花粉やアレルギー性鼻炎による鼻水や鼻づまりにも効果があります。4歳以上から服用できます。
抗アレルギー錠 クニヒロ
メインは花粉症やアレルギー性鼻炎の人が飲みますが、蕁麻疹や湿疹、かゆみにも効果があります。眠気やのどの渇きといった副作用があまりでにくことが特徴です。4歳以上から服用できます。
レスタミンUコーワ錠
体調不良から起こる蕁麻疹や湿疹、かゆみに効果があります。レスタミンコーワ糖衣錠というものもありますが基本的な成分は同じです。こちらに消炎作用、皮膚代謝に必要なビタミンが加えられているものがレスタミンUコーワ錠です。5歳以上から服用できます。
副作用
かゆみ止めの飲み薬に使われる抗ヒスタミン剤は「眠気」「のどの渇き」といった副作用があります。ヒスタミンはもともと眠気を抑えたり、活動的に過ごせるようにしたり、記憶力・判断力・作業能率を上げてくれる作用があります。
従って、ヒスタミンの分泌を抑える抗ヒスタミン剤を飲むことで、これらの作用まで抑えられてしまいます。服用中の車の運転は大変危険ですのでやめましょう。どうしても副作用を避けたい場合は「抗アレルギー錠 クニヒロ」がおすすめです。
皮膚科にかかることが根治への一番の近道
かゆみが一時的なものであれば市販薬でも治すことが可能ですが、症状が良くならない、悪化してしまったときはすぐ皮膚科にかかるようにしましょう。原因を突き止め正しい治療をすることが根治への近道です。
根治できないものであっても、皮膚科で診てもらい症状にあった薬を処方してもらうことで症状を抑えることができます。
まとめ
かゆみの軽減にはかゆみ止めの飲み薬!おすすめ市販薬5選!
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副作用
皮膚科にかかることが根治への一番の近道