薄着が近づいてくると気になり始めることが体に付いた脂肪です。実は肩甲骨とダイエットは深い関係にあり、肩甲骨を制する者はダイエットを制すると言われるほどです。
ここでは 肩甲骨 と ダイエット の関係や肩甲骨を動かして効率的に脂肪を燃やす方法を述べます。
脂肪を完全燃焼!肩甲骨ダイエット詳細解説
肩甲骨とは?
肩甲骨のある場所は左右の肩のすぐ下です。背中に手をやって肩の下辺りを触ると(左手だと左肩を触るようにするとわかりやすいです)、ボコッと浮き上がる骨がありますが、それが肩甲骨です。「天使の羽根」とも言われ、肩と腕をつなぐ役割をしています。
肩甲骨周辺には上半身を動かすための筋肉がたくさん集まっており、肩甲骨の動きと上半身の動きは連動していると言われています。
肩甲骨とダイエットの関係
肩甲骨とダイエットはどんな関係があるのでしょうか?肩甲骨とその周辺の筋肉には褐色脂肪細胞が集まっています。
褐色脂肪細胞は、肩甲骨や心臓の周りなど、ごく限られた場所にしかなく、体内にある脂肪を燃やしカロリーを消費してくれる細胞です。体を温めたり余分なカロリーを消費する役割を果たします。
体内にはこの褐色脂肪細胞の他に、白色脂肪細胞と呼ばれる細胞もあります。これが、いわゆる太る脂肪です。白色脂肪細胞は、過剰に摂取されると体内に蓄積され数が増えていき、その結果太ってしまいます。褐色脂肪細胞はこの白色脂肪細胞を燃焼してくれます。
上半身の骨盤と言われる肩甲骨
また、肩甲骨は「上半身の骨盤」と言われています。肩甲骨と骨盤の動きは連動しており、肩甲骨がよく動くと骨盤の動きも良くなります。
反対に、肩甲骨が凝り固まっていると骨盤もゆるみ歪んでしまいます。骨盤の歪みは体のあちこちに不調をきたします。さらに基礎代謝が下がり太りやすくなってしまいます。
肩甲骨をよく動かし骨盤の開閉をスムーズにすることで脂肪を燃やしやすい体にすることが、ダイエットに効果的な方法です。
肩甲骨ダイエットで脂肪を燃やす!
肩甲骨を動かす運動で、どんどん脂肪を燃やしてしいましょう!効果的な運動法をご紹介します。
ウォーキング
全体的に痩せたいのなら有酸素運動が効果的です。ランニングはきついな…という人でも、ウォーキングなら無理なく続けられるのではないでしょうか。ウォーキングを行う際に肘をしっかり曲げ、肩甲骨を動かすように振って歩いてみましょう。
腕を後ろに引いた時に、肩甲骨をグッと背中の中央に寄せるようにして下さい。腕を前に振る時は肩甲骨も一緒に前に持ってくる感じで引き寄せましょう。歩く時は、体の軸がブレないように、下半身をしっかり意識しましょう。
立ち腹筋
軽く足を開いて立ちます。腕を真っ直ぐ前に伸ばし、両手の平を組みます。そのまま腕を曲げないように前にゆっくりグーっと両手を突き出します。この時ひざを軽く曲げて、腕の動きと連動するように腹筋をへこませます。
息をゆっくりとはき続けて下さい。5秒ほど続けて、ゆっくりと元の体制に戻します。腕を突き出す方向は真ん中→右側→左側と3方向にすると、サイドの腹筋も鍛えられて効果的です。
後ろ腹筋
体操座り(体育座り)をします。そのまま腰が曲がらないよう、両手のひらを親指が体側に向くようにして床に付けます。腰より後方に付くようにして下さい。
肘をゆっくりと曲げ伸ばしします。伸ばした時に肩甲骨をグッと内側に寄せるようにして下さい。肩の関節を痛めないよう注意しましょう。
タオルを使ったストレッチ
タオルを使ってストレッチを行い、肩甲骨周りの褐色脂肪細胞に刺激を与えます。褐色脂肪細胞に刺激が加わることにより発熱し、脂肪の燃えやすい体となります。
- タオルを両手で持ちます。幅は肩幅より少し広めにします。
- オルを持つ肘を伸ばしたまま、頭上に持っていきます。
- を吐きながらゆっくりと両肘を曲げます。タオルが頭の後ろを通るようにします。肩甲骨を寄せるイメージで行います。息を吸いながらゆっくりとタオルを頭上に戻していきます。
2~4を5~10回ほど繰り返して行います。
まとめ
脂肪を完全燃焼!肩甲骨ダイエット詳細解説
肩甲骨とは?
肩甲骨とダイエットの関係
上半身の骨盤と言われる肩甲骨
肩甲骨ダイエットで脂肪を燃やす!