洗濯ものを部屋干しすることが多いと、生乾きの臭いがしみついてなかなか取ることができない経験をした方は多くいらっしゃいます。その嫌な臭いを取るにはクエン酸がおすすめです。
今回は クエン酸 を使った 洗濯 方法について紹介します。
嫌な臭いを改善!クエン酸を使った洗濯方法
生乾きの臭いの原因とは
特にじめじめした梅雨の季節に部屋干しをすることで発生する生乾きの臭いの正体は、雑菌です。一日使用した服やタオルには皮脂やほこりなどの汚れ・汗やアンモニアが付着しています。
その汚れを洗濯の際に落としきれなかったり生乾きの状態が続いたりすると雑菌が繁殖します。これが生乾きの嫌な臭いです。特に汗やアンモニアなどのアルカリ性の汚れが落ちにくいです。
なぜなら一般に市販されている洗剤や柔軟剤はアルカリ性が多く、同じアルカリ性である汗やアンモニアを上手に落とすことができないためです。
クエン酸の効果
クエン酸は、レモンなどの柑橘類に含まれているすっぱい成分のことです。料理から掃除・美容などさまざまな場面で使用されています。ドラッグストアなどで安価に手に入れることができますので、万能粉といえます。
クエン酸は洗濯にも使うことができ、いくつかの効果が期待できます。
消臭
クエン酸は生乾きの嫌な臭いを消す効果があります。なぜならなかなか取れない生乾きの臭いは汗やアンモニアなどのアルカリ性であり、クエン酸は酸性ですのでそれらが結びついて中和されるためです。
柔軟剤のようにふんわり
クエン酸は柔軟剤の代わりとしても使うことができます。アルカリ性が中和され、手触りが良くなるためです。柔軟剤はふんわり仕上がりますが吸収性が悪くなるデメリットがありますが、クエン酸はそのような心配はありません。
また、クエン酸は無臭ですので柔軟剤の香りが苦手という方にもおすすめです。
使い方はとても簡単
クエン酸を使った洗濯方法はとても簡単です。洗濯する際に10リットルの水に対して10グラムのクエン酸を入れるだけです。
洗濯物の量を確認してクエン酸を調節するようにしましょう。洗い方はいつもおこなっている方法で問題ありません。洗い終わったらいつも通りに干して完了です。
クエン酸は無臭ですが、香りがほしいという方はアロマオイルをすすぎのタイミングで数滴入れると柔軟剤のように香りを楽しむことができます。
クエン酸を使用する洗濯の注意点
クエン酸を使った洗濯をする場合の注意点がいくつかあります。
まず、漂白剤とあわせて使うことは絶対にやめましょう。特に塩素系漂白剤は、クエン酸のような酸性とまざると有害ガスが発生してしまいます。
また、クエン酸はアルカリ性の洗剤や柔軟剤を一緒に使うと中和されて効果が出ない可能性があります。洗濯する際にはクエン酸のみでおこなうようにしましょう。
洗濯機の掃除にも使うことができる
クエン酸は、洗濯だけではなく洗濯機の掃除にも使うことができます。高水位になるよう洗濯機に水を入れ、その中に100グラムほどのクエン酸を投入し、いつも通りに洗いましょう。すると石鹸かすや水垢などの汚れが落ち綺麗になります。
水ではなくお湯を使うとより効果が発揮されます。
クエン酸を使って楽しく洗濯をしよう
今回はクエン酸を使った洗濯方法について紹介しました。クエン酸はとても安価で手に入れやすく、料理や掃除・美容などさまざまな用途がある万能粉です。
洗濯で使用すると消臭や柔軟剤のようなふんわり効果が期待できます。また、クエン酸は天然由来の成分ですので赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使用することができます。
衣服は毎日身につけるものですから、臭いは気になるものです。ぜひ、クエン酸を使って楽しく洗濯をしましょう。
まとめ
嫌な臭いを改善!クエン酸を使った洗濯方法
生乾きの臭いの原因とは
クエン酸の効果
使い方はとても簡単
クエン酸を使用する洗濯の注意点
洗濯機の掃除にも使うことができる
クエン酸を使って楽しく洗濯をしよう