ニキビの腫れが引いても、ニキビ跡として赤みができてしまうことがあります。赤みのあるニキビ跡はどうしてできてしまうのでしょうか。 赤み のある ニキビ 跡 は普段の心がけで 消す ことができるものもあります。
普段の生活で実践できる対策についてご紹介します。
ニキビ跡で赤みができる原因と消す方法
ニキビの跡で赤みができる原因とは?
皮膚の毛穴が詰まって細菌が増殖すると、皮膚が炎症を起こしニキビができます。ニキビができている間は免疫反応により皮膚が赤みを帯びていますが、ニキビがおさまっても赤みが消えないことがあります。これがニキビ跡の赤みの正体です。
皮膚が生まれ変わる「ターンオーバー」によって正常な皮膚になりますが、ターンオーバーが乱れていたり、遅くなっていると赤みが消えにくくなってしまうのです。
また、炎症により皮膚がダメージを受けると、血液が皮膚の周辺まで流出し、それが赤みとなって見えてしまうことがあります。
通常はニキビが治ったあとしばらく経過すると自然に治りますが、治らない場合は色素沈着してシミになる可能性があります。その場合は、対策を考えることをオススメします。
赤いニキビ跡を消す方法1:生活習慣を直す
まずは、正常な肌のターンオーバーができるように生活習慣を見直してみましょう。
食生活では、バランスのとれた食事が大事です。美容ビタミンであるビタミンB群をはじめミネラルやビタミンが豊富な野菜に、皮膚を構成するタンパク質や脂質の摂取も欠かせません。
便秘になると腸の働きが鈍り、免疫系の働きが弱まってしまう可能性があるため、食物繊維も積極的に摂取しておきましょう。
また、肌のターンオーバーには質の良い睡眠をたくさんとり、肌をしっかり休ませることも大切です。睡眠をとることで、ターンオーバーも活発になります。
さらに、運動をすることでも肌の新陳代謝は活性化されます。規則正しい生活をすることで、ターンオーバーが正常になるようにすることがニキビ跡を長引かせないための第一歩です。
赤いニキビ跡を消す方法2:肌を清潔に保つ
ニキビ跡を治リやすく、新たなニキビを生まないために、肌を清潔に保つことも心がけましょう。
洗顔をする際には、肌にダメージを与えないように優しく洗うことが大切です。洗顔料も肌への刺激が少ないものを選んでおくとよいでしょう。洗い残しのないように、しっかりすすぐことも忘れないようにします。
洗顔後は、化粧水による保湿も大切です。保湿が足りない場合は保湿力の高い化粧水や乳液を使用するなど、乾燥による肌へのダメージがないようにします。
脂性肌などの皮脂が出やすい体質の場合は、保湿力が高すぎるスキンケア用品でニキビが悪化してしまうことがあるので、自分の体質に合ったスキンケア用品を選ぶようにしましょう。
肌を汚れやダメージから守り、正常なターンオーバーのサポートをすることが大切です。
赤いニキビ跡を消す方法3:皮膚科を受診する
生活習慣の改善や清潔な肌の維持でも治らない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。赤いニキビ跡の場合は、比較的軽度なニキビ跡なので、早期の治療で改善することも多いです。
皮膚科では、飲み薬のほか、塗り薬での治療など治療方法はさまざまですが、症状に応じた治療を行ってくれます。ただし、自由診療になり保険が適用されない可能性もあるので、事前に保険適用になるかは確認しておきましょう。
いかがでしょうか。赤みのあるニキビ跡は、そうなってしまった原因をしっかりと分析して対策をすることで消すことができます。赤いニキビ跡は、あまりに増えすぎてしまうと不潔な印象を与えかねません。ぜひ日常の生活から対策を実施し、健やかな肌を保ちましょう。
まとめ
ニキビ跡で赤みができる原因と消す方法
ニキビの跡で赤みができる原因とは?
赤いニキビ跡を消す方法1:生活習慣を直す
赤いニキビ跡を消す方法2:肌を清潔に保つ
赤いニキビ跡を消す方法3:皮膚科を受診する