ニキビを放置したり間違ったケアをしたりすると、ニキビ跡が残ってしまいます。残念なことに、ニキビの跡が茶色いシミに発展してしまうこともあるのです。
ニキビをシミに発展させない予防方法と シミ になってしまった ニキビ 跡 を消すための正しいケア方法をご紹介します。
ニキビの跡がシミになる?!正しい予防法とキレイに消す裏技
できたニキビはすぐに治す
ニキビ跡がシミになってしまうのは、ニキビによってシミの元となるメラニンが大量に作られ、排出されないまま残ってしまい、色素沈着をおこすことに原因があります。ニキビが軽症のうちに早く治すことでニキビ跡やニキビ跡によるシミを回避できるのです。
できてしまったニキビを放置したり潰したりすると、ニキビが悪化したりニキビ跡になってしまう可能性があるため絶対にやってはいけません。
炎症のあるうちは清潔を心がけ、お肌に合った保湿ケアでお肌をいたわりましょう。炎症を抑えるために、ニキビを早く治す塗り薬を使うのもおすすめです。
紫外線対策をしっかりと
本来、メラニンは紫外線から肌を守るために生産されます。ニキビで炎症を起こしていたりニキビ跡になったりして弱ったお肌が紫外線を浴びると、お肌を守るためにメラニンが多く作られてしまいます。
どんなに美白ケアをしていても、新たに作られるメラニンが多いとターンオーバーが追いつかず、ニキビ跡によるシミも濃くなってしまいます。
シミを消すためにはメラニンが新たに作られないようにすることが大切です。そのために日焼け止めを使ったり日傘をさしたりして紫外線対策をしましょう。
お肌のターンオーバーを促進する
お肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進することで、メラニン色素を排出し、ニキビ跡やシミを消すことができます。ターンオーバーを正常に保つためには、ストレスをためないこと、栄養や睡眠をしっかりとること、適度な運動が大切です。
ターンオーバーをスムーズにするためには、お肌を健やかに保つことも大切です。そのためスキンケアでは、化粧水や乳液などの基礎化粧品で保湿ケアを欠かさず入念に行うことはもちろん、お肌にダメージを与えないよう紫外線対策をすることも重要です。
また、古い角質がこびりついたお肌ではターンオーバーが妨げられ、ニキビの跡やシミもなかなか改善されません。古い角質を取り除くために定期的にピーリングを行うこともおすすめです。
ビタミンCを補給する
ビタミンCにはメラニンの生成を抑える働きや、お肌のターンオーバーを促進する働きがあります。この働きによってニキビの跡を残りにくくしたり、シミを緩やかに改善したりすることが期待できます。
ビタミンCには炎症を抑える働きもあるので、軽いニキビの炎症を和らげるのにも効果的です。ビタミンCはストレスなどで消費されやすいビタミンです。ビタミンCが豊富な野菜や果物などの食べ物、ローズヒップティーや青汁といった飲み物、サプリメントで意識的に補うようにしましょう。
また、化粧水などの基礎化粧品もビタミンCが配合されているものを使うことをおすすめします。ビタミンC配合の基礎化粧品を選ぶ時は、お肌にきちんと浸透する「ビタミンC誘導体」として配合されているかチェックしましょう。
ハイドロキノンを使う
ハイドロキノンはビタミンCよりも強力な美白効果を持つ成分です。メラニンを作るチロシナーゼという酵素を抑えるのが特徴です。ニキビ跡によるシミを薄くするだけでなく、新たなシミの予防も期待できます。
トレチノインというビタミンA誘導体を併用することでハイドロキノンの浸透がよくなり、より効果を実感しやすくなります。
ハイドロキノンもトレチノインも市販で購入することは可能ですが、いずれも濃度や使い方によって白斑などの肌トラブルを招くこともあります。お肌の弱い方や心配な方は皮膚科や美容クリニックで使い方を指導してもらうようにしましょう。
まとめ
ニキビの跡がシミになる?!正しい予防法とキレイに消す裏技
できたニキビはすぐに治す
紫外線対策をしっかりと
お肌のターンオーバーを促進する
ビタミンCを補給する
ハイドロキノンを使う