30代の後半になると女性は、薄毛や抜け毛などの変化が起こるようになります。これは、お肌の曲がり角と似たような現象で気になりますが髪の毛にも同様に存在します。
では、このような 抜け毛 に関係する シャンプー には、どのような成分や種類があるのかをご紹介します。
抜け毛に関係するシャンプーの成分や種類とは
抜け毛の原因とは
抜け毛の原因として、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量の減少が関係しています。それは、顔のたるみやしわができることと同じで、髪の毛も老化しているのです。
また季節やホルモンバランスによって抜け毛の量は影響を受け、減ったり増えたりします。秋や冬には抜け毛が増え、出産後や生理前などにも抜け毛が増えやすくなります。
特に抜け毛が増える時期には、できるだけストレスを溜めないようにし抜け毛があっても1日に100本程度は抜けて当然だと考え気持ちを楽にすることも大切です。
抜け毛が増える時期とは
特に10月や11月には、夏場の紫外線の影響があります。また秋冬はお肌が乾燥しやすくなりますので、抜け毛が多くなる季節です。150本程度は、1日に抜けると言われています。
1日の平均抜け毛本数の季節での推移では、個人差はありますが春の4月ごろには約50本ほどなのですが、10月11月は上述しましたが、約150本で3倍になります。
抜け毛に関係するシャンプーとは
現在大きくわけてシャンプーは、3種類あります、石鹸系シャンプーと石油系シャンプーとアミノ酸系シャンプーです。毛髪に及ぼすそれぞれの影響は違いますし、使用する方の頭皮の皮脂の分泌具合の程度によっても異なります。
石鹸系シャンプーは、比較的価格が安いというメリットがあるのですが頭皮を洗浄力が強すぎて傷めてしまうという可能性もあります。
また石油系シャンプーには、ほとんど石油系の界面活性剤が配合されています。しかし、石油系とは成分表示には記入されていませんので注意が必要ですし、次のような弊害が石油系の界面活性剤にはあります。
皮膚細胞を傷つけて皮膚細胞自体をアレルゲンと判断するタンパク質変性作用が起き、頭皮がアレルギーを起こします。また頭皮の脂質分を溶かしてしまい皮膚細胞内へ入り込むという浸透作用が起こります。
そして、 残留性・非分解性というシャンプ-の成分が頭皮に残り、抜け毛や頭皮のフケ、かゆみなどのあらゆる皮膚障害を起こすこともあります。
抜け毛を防ぐシャンプ-とは
洗浄力があまり強すぎるものは、避けましょう。そしてすべての頭皮の汚れを洗い落すというようなシャンプーではなく、必要な分だけ適度に汚れが落ちるようなものを選んでください。
また余計な添加物が成分として入っていないものです。添加物が多い場合には、それだけダメージを髪の毛に与えます。無添加で無香料などのシャンプーが最近では多く販売されていますので、髪の毛にとってもやさしい素材のものを選んでください。
髪の毛は酸性が強い場合には、傷んで色が抜けてしまうということがありますので弱酸性のものがおすすめです。そして、洗髪後にベタつきが残るようなものでなくスッキリとするシャンプーにしてください。
また簡単にシャンプーを洗い流せるもので、すすぎが少なくてもすっきりと落とせるものが大切です。 このような点に注意して選ぶと、抜け毛がかなり減り薄毛対策にもつながります。
抜け毛を防ぐシャンプ-の成分とは
アミノ酸シャンプーに変えてみると頭皮の乾燥やかゆみ、臭い、フケなどが少なくなります。頭皮環境の乱れの原因が石油系シャンプーである場合には、これだけでも改善するというケースは多いのです。
アミノ酸系の洗浄剤を配合したもので、髪や頭皮にマイルドなノンシリコンの弱酸性シャンプーがいいですね。
シャンプー選びは、抜け毛の方にとって大切であることにあまり気付いていないという方もいます。頭皮環境をシャンプーで整えて抜け毛対策をしてください。そして女性にとって大切な髪を守ってください。
まとめ
抜け毛に関係するシャンプーの成分や種類とは
抜け毛の原因とは
抜け毛が増える時期とは
抜け毛に関係するシャンプーとは
抜け毛を防ぐシャンプ-の成分とは