美容のために顔のパックをしている方はいると思いますが、毎日パックをするとお金がかかります。そこで、自宅にある「 お茶 」で パック ができることをご存知でしょうか。美容効果もあり、節約にもなります。
今回は、緑茶でできる顔パックについてご紹介します。
自宅のお茶でパック?節約にもなるお手軽緑茶パックとは
緑茶パックがオススメな理由
緑茶パックがオススメな理由は安価でお肌に良い成分が含まれているからです。
緑茶なら自宅にあるものを使えばよいですし、新たに購入しても大きな金額にはなりません。万が一肌に合わなかったとしても、飲んで使い切ることができます。
また、緑茶には肌に良い成分が豊富に含まれています。
緑茶に含まれる渋みの元になっているカテキンには抗酸化作用があり、皮脂の酸化を抑える効果が期待できます。カテキンは緑茶の中でも、玉露や番茶よりも前茶の方が多く含まれています。カテキンは日光を浴びると多くつくられるからです。
お肌に嬉しいビタミンCや葉緑素・タンニンなども含まれています。美白やシミに悩む方にオススメです。緑茶には殺菌効果もあるので、ニキビや肌荒れに悩む方にもオススメできます。
緑茶パックの作り方・塗り方
緑茶パックの作り方はとても簡単です。
事前に緑茶の原料は肌に浸透しやすくするために、フードプロセッサーやミキサーなどで細かくしておきます。粉の場合はそのままでも大丈夫です。
まず、緑茶の粉に小麦粉を混ぜます。あとで水も使いますが、最初に緑茶と小麦粉を混ぜ合わせておいた方が均等に混ざります。緑茶だけだとパックがしにくいため、小麦粉をつなぎに使います。
次に、水を混ぜ合わせます。硬すぎると肌に浸透しにくく、柔らかすぎるとパックが剥がれてしまうため、耳たぶぐらいの硬さにするのがポイントです。小麦粉は練れば練るほど肌に伸ばしやすくなるので、時間をかけて練るとよいでしょう。適度な硬さになったら完成です。
塗る時は、事前に洗顔をしておきましょう。洗顔後、つくった緑茶パックを顔に厚めに塗って5分程度放置します。その後、よく洗顔してパックの成分を洗い落とし、化粧水などで保湿すればOKです。
緑茶パックの注意事項
緑茶パックは緑茶の成分に殺菌作用があり、刺激成分のカフェインも含まれています。また、小麦粉の成分でアレルギーなどの症状があらわれることもあります。
そのため、顔に塗る2~3日前に腕でテストして、問題ないか確認しておきましょう。肌に刺激になったり、肌に合わない場合もあります。顔に塗る際には目の周りなど敏感な部位にはつけないように気をつけましょう。
また、緑茶パックは肌に負担がある可能性があります。肌が弱い方は2~3日に1回程度にするなど、パックをする感覚を長めにして様子を見ておいた方がよいです。
万が一色素沈着が見られた場合は、すぐに使用をやめるようにしましょう。また、皮膚疾患を治癒する効果はありませんので、皮膚疾患に悩む方は皮膚科を受診するようにしてください。
緑茶以外のお茶でもパックは作れます
緑茶以外のお茶でもパックをつくることができます。
抹茶は緑茶同様、カテキンが豊富に含まれますし、タンニンやビタミンも含まれています。
緑茶の仲間である紅茶は色素成分であるテアフラビンには、カテキンと同様の抗酸化作用があり、また抗菌作用もあります。
ウーロン茶の香りにはリラックス効果があります。ハトムギ茶や麦茶ならカフェインがほとんど含まれていないので、刺激が少ないです。
肌に求める効果や刺激に対する肌の耐性に合わせて適切なお茶を選択するのがオススメです。
いかがでしょうか。お茶のパックはお金もかからず、手軽に試すことができるパック方法です。ただし、皮膚への負担が感じられた場合は控えめにするようにしましょう。
まとめ
自宅のお茶でパック?節約にもなるお手軽緑茶パックとは
緑茶パックがオススメな理由
緑茶パックの作り方・塗り方
緑茶パックの注意事項
緑茶以外のお茶でもパックは作れます