おでこは皮脂が多い部位ですが、生活習慣によっては刺激が多く雑菌が繁殖しやすい環境でもあり、かゆみが発生することがあります。 おでこ が かゆい のは、原因がいくつか考えられます。
日常生活で考えられるかゆみの発生原因と、カンタンにできる対策をご紹介します。
必見!おでこがかゆい原因とカンタンにできる対策
シャンプーが原因
生え際が特に痒い場合は、普段使っているシャンプーが原因の場合があります。シャンプーは髪だけではなく頭皮の皮脂も洗い流しますが、洗浄力が強すぎたり、成分が皮膚に合わない場合は皮膚にダメージを与え、結果的にかゆみにつながっている可能性があります。
シャンプーを変えてからかゆみを感じるようになった場合は、一度洗浄力の弱いシャンプーに変えてみるなど、違うシャンプーに変えて様子を見てみましょう。
また、シャンプーの洗い残しもかゆみにつながる可能性があります。シャンプーを十分に洗い流せておらず、生え際やおでこに残ってしまった場合は肌にダメージを与えてしまうのです。
そのため、シャンプーを十分に洗い落とせていない場合は頭皮やおでこについたシャンプーをきちんと洗い流すように意識してみましょう。
前髪がかかっているなど雑菌が繁殖しやすい環境
前髪がおでこにかかっている場合はかゆみが発生しやすくなります。前髪がおでこに接触するため、肌にダメージを与える機会が増えてしまうのです。
また、前髪にワックスやムースなどのスタイリング剤をつけている場合はおでこへ接触時に付着する可能性があります。おでこに付着すると、肌が炎症を起こし、かゆみにつながることがあります。
前髪がかかっている場合は通気性も悪く、前髪の雑菌もおでこに付着するので、前髪がかかっていない状態のときよりも雑菌は繁殖しやすい環境です。そのため、皮膚が炎症を起こし、かゆみにつながるのです。
前髪が原因でかゆみが起きている場合は、たまにはおでこを出すヘアスタイルにしてみることや、就寝時は前髪がおでこにかからないようにヘアピンで止めておくといった方法でおでこを露出する時間を増やすことをオススメします。
おでこが乾燥している
おでこが乾燥すると、外界からの刺激も受けやすくなります。おでこは皮脂が比較的多い部位ですが、水分が少なくなることで乾燥した状態になることはあります。その結果、かゆみが発生しやすくなるのです。
おでこに乾燥を感じた場合は、保湿を十分にするようにしましょう。血行を促進するためにビタミンEを多く含むナッツなどの食品を摂取しておくのもオススメです。
また、ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、不足すると肌がカサカサになることがあります。ビタミンAのもとになるβ-カロテンを多く含むにんじんなどの緑黄色野菜をたっぷり摂取しておきましょう。
ニキビができている
おでこは皮脂が多い部位のため、ニキビができやすい部位でもあります。ニキビは、皮脂が詰まることで発生するのです。ニキビは皮膚の炎症のため、かゆみが発生することがあります。
ニキビができている場合は、おでこを清潔にするようにし、洗顔を適切に行うように心がけましょう。また、バランスの良い食事をとるように心がけ、肌のターンオーバーを正常にすることも大切です。ニキビによる炎症がひどい場合は、皮膚科へ通って治療をしましょう。
いかがでしょうか。おでこのかゆみの原因と対策をご紹介しました。まずはおでこを清潔な状態にし、保湿をしっかりしておくことが大切です。
ただし、炎症の状態によってはアトピー性皮膚炎や蕁麻疹、脂漏性皮膚炎などの炎症の可能性があります。対策を行ってもかゆみの改善の傾向が見られない場合は、皮膚科で診察をしてもらうことをオススメします。
まとめ
必見!おでこがかゆい原因とカンタンにできる対策
シャンプーが原因
前髪がかかっているなど雑菌が繁殖しやすい環境
おでこが乾燥している
ニキビができている