プラセンタ注射をご存知ですか?疲労回復やアンチエイジング効果などが得られ、即効性もあると女性を中心に話題になっているものです。しかし直接体に取り入れるものなので、副作用のリスクを不安に思われている方も多いです。
今回は プラセンタ 注射 の 副作用 について紹介します。
プラセンタ注射の副作用を理解し、綺麗を手に入れよう
プラセンタ注射とは
プラセンタとは胎盤という意味を持つ英語です。胎盤は赤ちゃんとへその緒で繋がっており、胎盤には赤ちゃんの成長を促す栄養がたっぷり入っています。
プラセンタ注射薬の原料は国内の人間の胎盤エキスです。一方サプリメントの原料は馬や豚などの動物や、または植物のものであるという違いがあります。
プラセンタ注射にはメルスモンとラエンネックの2種類あり効果が違ってきます。
メルスモンは更年期障害や乳汁分泌不全などホルモン系の治療薬として扱われています。一方ラエンネックは肝機能障害の治療薬として扱われています。
どちらを使うかは医師の判断によります。また、これ以外のプラセンタは未認可ですので絶対に打たないようにしましょう。
プラセンタは上記の症状以外にも美白や肌荒れ防止・アンチエイジング・ダイエット・バストアップ・冷え性改善などの効果も期待できますので、若い女性を中心に接種する方は増えています。
プラセンタ注射の危険性や注意点
プラセンタは人間の胎盤です。安全性が高いように思えますが、実は違います。人間の胎盤ですので、病原体が侵入するリスクがあります。また、直接体に入るので急激な体調の変化が起こる可能性も否定できません。
また、感染防止対策の一環としてプラセンタ注射経験者は2006年から厚生労働省より献血が禁止になっていますので注意しましょう。
なお、輸血は受けることができますが、献血同様に臓器移植も禁止されています。プラセンタ注射をおこなう際はよく考えて決めましょう。一方サプリや内服薬はプラセンタ摂取しても問題はありません。
プラセンタ注射の副作用に注意しよう
プラセンタ注射では皮下注射や筋肉注射では重篤な副作用が起こる可能性はあまりありません。
しかし悪寒や・発熱・発疹・痒み・痛みなどの副作用が報告されており、この場合にはすぐに投与を中止しましょう。すぐに中止すれば次第に症状は治まっていきます。また、注射部位が硬くなったりした場合は1日程度で落ち着きます。
他にもアレルギー体質の方は喘息などのアレルギーが悪化したり、場合によってはアナフィラキシーショックを起こす場合がありますので注意しましょう。
プラセンタ注射には認可されていない投与法があります。それが静脈注射とカクテル注射です。静脈注射は名前の通り静脈に接種する方法で、カクテル注射はプラセンタと一緒に高濃度のビタミンなどの成分を混ぜて点滴をおこなう方法です。
どちらも血圧低下やショック状態・痙攣・ホルモン以上・呼吸困難などの症状が現れたケースがあります。
静脈注射は即効性がありますが、体外へすぐに排出されてしまいますので効果が期待できません。どちらの投与方法も美容クリニックなどで紹介されているところがありますが、安全のため避けた方がいいでしょう。
副作用を理解して上手にプラセンタ注射を接種しよう
今回はプラセンタ注射の副作用について紹介しました。さまざまな効果が得られるプラセンタ注射ですが、副作用や感染リスク・注意点などがあります。
注射をしてしまったあとでは献血も臓器移植もできません。デメリットをあらかじめ考慮し、納得したうえでプラセンタ注射を接種するようにしましょう。プラセンタ注射を上手に使って綺麗な体を作りましょう。
まとめ
プラセンタ注射の副作用を理解し、綺麗を手に入れよう
プラセンタ注射とは
プラセンタ注射の危険性や注意点
プラセンタ注射の副作用に注意しよう
副作用を理解して上手にプラセンタ注射を接種しよう