レモン水ダイエットは、水やお湯にレモンを絞ったものを飲むだけの簡単なダイエット法です。「そんな簡単な方法で本当に痩せられるの?」と思ってしまいますが、世界的なスーパーモデルのミランダ・カーが産後のダイエットに取り入れて成功したという話を聞くと、どうやら本当に効果がありそうです。
レモン水 はなぜ ダイエット に効果的なのでしょうか。
話題の簡単ダイエット法!レモン水ダイエットとは
ミランダ・カーのレモン水ダイエットのやり方は?
ミランダ・カーがおこなったレモン水ダイエットのやり方は、温かいお湯にレモンを絞り、食事の前に飲むという簡単な方法です。
お湯ではなく水を使ってもレモンの栄養を取り入れることはできますが、体の冷えが気になる人はお湯を使ったほうがお腹を落ち着かせる効果もあるので良いでしょう。
食事の前に水を飲むと、食事の満足感を上げる効果もありますので、食べすぎを防ぐこともできます。ただし、胃が空の状態で濃いレモン水をたくさん飲んでしまうと胃を痛めてしまうこともあるので、飲み過ぎないように注意してください。
レモンポリフェノールで脂肪の吸収を抑制
レモンにはエリオシトリンという成分が含まれています。エリオシトリンはポリフェノールの一種で、レモンやライムなどに多く含まれているので「レモンポリフェノール」とも呼ばれています。
レモンポリフェノールには強い抗酸化作用があり、腸での脂肪吸収を抑える働きがあるので、ダイエット効果があります。特に脂肪が多い食事をとるときには、レモン水を一緒に飲むと効果的です。
ペクチンで血糖値の急激な上昇と便秘を防止
レモンには水溶性の食物繊維であるペクチンが含まれて居ます。ペクチンは腸の中で糖を包み込み、腸での糖の吸収を遅くして血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる作用があります。
食事をすると血糖値が上昇しますが、人間の体は血糖値が急激に上昇すると、インスリンというホルモンが大量に分泌されることによって余分な糖を脂肪にかえて貯めこんでしまいます。
脂肪を増やさないようにするには、血糖値の上昇をゆるやかにしてインスリンの分泌を抑えることで、体が脂肪を貯めこむのを防ぐことがポイントです。
食事の前にレモン水を飲んでペクチンをとることにより、食事によって血糖値が急激に上昇することを防ぐことができ、ダイエット効果が期待できます。
またペクチンは水溶性食物繊維なので、便を柔らかくして便秘を解消したり、腸内環境を整えたりする働きもあります。便秘の状態が続くと内臓の働きが悪くなり、代謝が落ちるので、ペクチンの便秘解消効果もダイエットに役立ちます。便秘がちな女性には特にオススメです。
クエン酸で代謝アップ
レモンの酸味は、豊富に含まれている成分、クエン酸によるものです。
生物には糖質や脂質をエネルギーへ変換する「クエン酸回路」というものがあり、クエン酸を充分にとることによって、このクエン酸回路の働きを活性化できます。クエン酸回路が活性化すれば代謝もアップするので、ダイエットに効果的というわけです。
また、クエン酸は体内で血液のph値を高めて弱アルカリ性のサラサラな血液へと変える作用があります。血液がサラサラになることで血流がよくなり、代謝がさらに促進されます。
レモンの香りでストレス解消
レモンの香りの成分である「リモネン」には、体をリラックスさせる作用があります。
食事のときに仕事や勉強のストレスがたまっていると、つい食べ過ぎてしまうもの。レモンの香りでリラックスすることによって過食を防ぎましょう。また、レモンの香りと酸味は交感神経を刺激し、体を活動的にして、代謝を上げる効果もあります。
世の中にはいろいろなダイエット法がありますが、ダイエットは継続できることが何よりも大切です。いつも飲んでいる水にレモンをプラスするだけでダイエット効果が得られる、レモン水ダイエットをぜひ試してみてください。
まとめ
話題の簡単ダイエット法!レモン水ダイエットとは
ミランダ・カーのレモン水ダイエットのやり方は?
レモンポリフェノールで脂肪の吸収を抑制
ペクチンで血糖値の急激な上昇と便秘を防止
クエン酸で代謝アップ