ミランダ・カーやビヨンセなどの海外セレブが愛飲している、レモン水という飲み物がテレビやインターネットで最近話題になっているのを知っていますか?レモン水は普段飲んでいる水やお湯にレモンの果汁を絞っただけの飲み物ですが、美容や健康に良いということで話題になっているようです。
レモン水 の驚きの 効果 とベストな飲み方をご紹介いたします。
今話題のレモン水の驚きの効果と飲み方を紹介
レモンに含まれるビタミンCにはうれしい美肌効果がいっぱい
レモン1個分(120g)のレモン果汁には20mgのビタミンCが含まれています。これは1日に必要なビタミンCの5分の1ほどにもなります。ビタミンCは美肌のもとであるコラーゲンを作るために必要な成分であり、肌のハリをアップしたり、しわを改善する効果が期待できます。
ビタミンCにはメラニンを抑制する効果もあります。メラニンは紫外線の刺激によって生成され、シミやくすみの元になるため美肌の大敵です。美白のためにも積極的にビタミンCをとることが大切です。
ビタミンCには白血球の働きを活発にする効果もあります。白血球には体内に侵入してきた細菌やウィルスをやっつけて体を守る働きがあり、ビタミンCをとることで、免疫力がアップします。
免疫力が低下すると吹き出物などの肌トラブルの原因にもなりますし、病気にもかかりやすくなるので、積極的にビタミンCをとりたいです。
ペクチンのデトックス効果で体の中からキレイに
レモンには水溶性食物繊維のペクチンが含まれています。ペクチンは胃腸の中で脂肪や老廃物、有害物質などの不要物を包み込み、便として体外へ排出する作用があります。
便の量を増やして便秘を予防したり、有害物質の排出を促すデトックス効果があるので、腸内環境を整えて体の中からキレイになりたい人におすすめです。
特に温かいお湯で作ったレモン水を飲むと、腸が温められて活発になり、便秘解消に役立ちます。
リモネンとクエン酸で疲れとむくみを解消
レモンのさわやかな香りはリモネンという香り成分によるものです。リモネンの香りにはリラックス効果があり、交感神経を活性化させて血管を広げ、血流を良くしてくれます。血流が良くなると、体内の疲労物質の代謝が促され、疲れやむくみの解消に役立ちます。
またレモンにはクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸はエネルギーの代謝を促進し、疲労物質である乳酸を分解します。
レモン水を飲むことにより、リモネンとクエン酸の相乗効果での疲労回復が期待できます。
レモン水は夜に飲むのがオススメ!
レモン水はさわやかな香りなので、朝飲むと目覚めがスッキリしますが、食事に含まれる余分な脂肪を包み込んで排出してくれる効果を考えると、夜、夕食の前後や寝る前に飲むのが一番オススメです。
お腹がすいているときにあまり濃いレモン水を飲むと、胃酸の分泌が活発になりすぎて胃を痛めてしまう可能性があるので注意して下さい。
また、レモンなどのかんきつ類には「ソラレン」という成分が含まれています。ソラレンには「光毒性」と呼ばれる性質があり、紫外線の吸収を促すため、美白を保ちたい人にとってはあまり嬉しくない成分です。
ソラレンを摂取してから7時間は紫外線の吸収が増えるので、朝にレモン水を飲むのはあまり良くないという意見もあります。
ただしソラレンの光毒性はあくまで皮膚についた場合に問題となるもので、飲用では報告例がないという研究機関の報告もありますので、朝飲む場合は日焼け止めなどで紫外線対策をすればあまり神経質になる必要はありません。
レモン水のさまざまな効果と飲み方を紹介しました。水やお湯にレモン果汁を絞るだけのお手軽ドリンクなので、今までの美容法や健康法はめんどうでなかなか続けられなかったという人も、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今話題のレモン水の驚きの効果と飲み方を紹介
レモンに含まれるビタミンCにはうれしい美肌効果がいっぱい
ペクチンのデトックス効果で体の中からキレイに
リモネンとクエン酸で疲れとむくみを解消
レモン水は夜に飲むのがオススメ!