かゆくてつらいしもやけは女性や子どもがなる炎症と思っている方は多くいます。しかし、寒い場所に長時間いる方や汗をかきやすい方、冷え性の方は老若男女問わずしもやけになりやすいといえます。
かゆい 炎症が起こる前に しもやけ を予防する方法を紹介します。
あなたも注意!かゆいしもやけは誰でもなるつらい炎症
しもやけの原因
しもやけは主に手や足など身体の先端で起こります。血管が枝分かれして細かくなった部分は寒さによって血行が悪くなりやすく、その結果かゆみを伴う炎症を引き起こします。
しもやけになりやすい条件は昼が暖かいのに、夜になると急に冷え込むなど気温の差が激しい時に起こります。そもそも手や足など身体の先端は血管が細いので血行不順になりやすい場所です。
寒い場所に長時間いる方はしもやけになりやすいといえますので注意が必要です。しもやけのピークは12月から2月の寒い季節ですが、春や秋も油断はできず対策を怠るとかゆみを覚える方もいらっしゃいます。
また、汗かきの方や冷え性の方も注意してください。汗かきの方は汗をかいて身体が湿っていると気化熱により体温が下がり、しもやけになる傾向にあります。
特に冷え性の方はもともと血行が悪いので、普段から身体を温かくする工夫が必要といえます。
他にもつま先を補足したヒールや、タイトなブーツを好んで履く方も血行を悪くするので、しもやけになるリスクを高めます。
しもやけは子どもと大人で特徴が違う
しもやけには樽柿のような型に足や手が赤く膨らみ、かゆみを伴う樽柿型と身体の先端全体が赤く膨らんで、かゆみや痛みを伴う多形滲出性紅斑型の2種類あります。
樽柿型は比較的子どもに多い症状で、多形滲出性紅斑型は大人に多い症状です。どちらも初期症状はかゆみや腫れを伴い、少しかゆいだけならと油断をすると足や手など全体が膨らんで、進行すると水膨れとなります。
また、一般的に温かいところではかゆみを感じて、寒いところへ行くと痛みを感じます。こんな症状を感じだしたらしもやけを疑って、身体を温めるようにしましょう。
しもやけの予防
しもやけはひどくなるとかゆさで仕事や勉強、眠りなど生活に支障をきたす場合がありますので、普段から予防をすることが大切です。
例えば、効果的な予防にマッサージがあります。他にも、大豆やアーモンド、ウナギなど血行促進効果があるビタミンEを多く含む食べ物やサプリメントを飲むのもしもやけに有効です。
ドロドロな血液は血流を悪くするので、しもやけになる恐れを高めます。
意外かもしれませんが、しもやけ対策に制汗剤を使うものがあります。ブーツなど密閉された靴を履くと、かいた汗によって足が冷やされてしもやけを発症する原因になります。
ブーツを履く場合は制汗剤をしっかりと塗って、汗をかけばその都度拭いて身体を冷やさないようにしましょう。
制汗剤は夏のものと思って見逃しがちになりますが、冬もしもやけ対策の必需品です。
しもやけを甘く見ない
しもやけはかゆくなるだけで、放っておいても勝手に治ると思っている方がたくさんいらっしゃいますが、健康に害を及ぼす場合があるので注意が必要です。かゆみによって眠りが浅くなれば疲れが残り、生活に影響を与えます。
しもやけのかゆみが出る前に対策をしっかり採って、しもやけになってもマッサージや軟膏を塗ってすぐに治すように心がけましょう。
まとめ
あなたも注意!かゆいしもやけは誰でもなるつらい炎症
しもやけの原因
しもやけは子どもと大人で特徴が違う
しもやけの予防
しもやけを甘く見ない