白髪があると老けて見えてしまいますが、定期的に白髪染めを使うのは面倒だという方は多いです。そんな方のために、シャンプーするだけで白髪を目立たなくしてくれる「白髪染めシャンプー」があることをご存知ですか?
ネット上では「白髪染めシャンプーでは白髪が全然染まらない」という意見も多いですが、使い方を間違えなければ白髪染めシャンプーにもメリットはあります。白髪染めシャンプーを試してみるか迷っている方のために、 白髪 染め シャンプー の特徴と効果的な使い方をご紹介します。
白髪染めシャンプーの特徴と使い方のコツ
- 目次 -
普通の白髪染めよりも髪にやさしい
白髪染めシャンプーは、普通の白髪染めやヘアカラーのように髪の毛のキューティクルを開いて内部に染料を染みこませるのではなく、ヘアマニキュアのように髪の毛の表面を染料でコーティングすることにより白髪を染める製品です。
つめに使うマニキュアのように、表面だけに色をつけてくれます。
したがって白髪染めシャンプーはヘアマニキュアと同様に髪へのダメージが少ないといえます。白髪が増えてくる年頃になると、白髪だけでなく髪の量やハリ・コシの低下が気になるという人も多いですが、白髪染めシャンプーはそんななるべく髪を傷めずに白髪を隠したいという人に向いています。
染める手間があまりかからない
白髪染めシャンプーの使い方は、毎日使うシャンプーを白髪染めシャンプーに変えるだけなので、白髪染めのように髪に塗ってしばらく放置する必要はありません。白髪を染めるために特別な手間をかける必要がないので気軽に使うことができます。
また白髪染めほど多くの染料は含まないので、お風呂場の壁や床に白髪染めシャンプーがついてもお湯で洗い流すだけで染料が落ちる製品が多いです。
一度ではほとんど染まらないので毎日使うこと
白髪染めシャンプーは一度で白髪をしっかり染めることはできないので、一度だけでは「少し白髪が暗くなったかな?」程度の染まり具合の製品が多いです。白髪染めシャンプーを毎日使うことにより、徐々に白髪が目立たなくなりますので、毎日使うことがポイントです。
毎日使わないといけないということは、新しく伸びてきた白髪の根元部分も毎日徐々に染めることができるという点ではメリットになります。また少しずつ染まるので髪が真っ黒な、いかにも白髪染めをしていますという感じはならない、というメリットもあります。
白髪染めシャンプーは十分な量を使うこと
白髪染めシャンプーを使う量が少ないと中に含まれる染料の量も少なくなるので、なかなか白髪を染められません。白髪染めシャンプーは普通のシャンプーよりやや高価な製品が多いですが、パッケージに書かれている一回の使用量を確認して十分な量を使いましょう。
白髪染めトリートメントとの併用で効果アップ
たいていの白髪染めシャンプーには、同じシリーズの白髪染めトリートメントが販売されています。白髪染めトリートメントは、シャンプーの後に普通のトリートメントと同様に髪に塗り、少し放置してから洗い流すだけで白髪を徐々に染めてくれます。
もちろんトリートメント効果もあるので髪のダメージが気になる人におすすめです。
白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントを併用することで、より早く白髪を目立たなくすることができます。
ただし白髪染めトリートメントには染料が多く含まれていて素手で扱うと爪に色が残ってしまう製品もありますので、気になる人は手に薄手のゴム手袋をつけてから使うなどの工夫をすると良いでしょう。
白髪が多い人は白髪染めと併用すること
髪質や髪の痛み具合にもよりますが、白髪染めシャンプーを毎日使っても、普通の白髪染めのように完全に白髪が黒や茶色に染まるところまでは到達しない人も多いです。
それでも白髪の量が少なければ白髪がほとんど目立たない状態になりますが、白髪の量が多い場合は白髪染めシャンプーでは白髪を隠しきれないこともあります。
白髪の量が多い人は、2~3ヶ月に1回は普通の白髪染めでしっかり染めて、染める合間に延びてくる白髪の根元は白髪染めシャンプーで目立たないようにする、といった使い方をするのも一つの手です。あくまで白髪染めシャンプーはヘアカラーの補助として使うという考え方です。
白髪染めシャンプーの特徴と効果的な使い方をご紹介しました。白髪の量が少ないうちは白髪染めシャンプーだけで白髪が目立たなくなることもありますので、普通の白髪染めとの違いを理解して、白髪染めシャンプーを上手に活用してください。
まとめ
白髪染めシャンプーの特徴と使い方のコツ
普通の白髪染めよりも髪にやさしい
染める手間があまりかからない
一度ではほとんど染まらないので毎日使うこと
白髪染めシャンプーは十分な量を使うこと
白髪染めトリートメントとの併用で効果アップ
白髪が多い人は白髪染めと併用すること