近年、日本人の睡眠時間は減少傾向にあります。そのため睡眠不足になっている人は増加しています。日中に我慢できないほどの眠気に襲われたり身体がだるいことが続くような場合は、睡眠不足症候群という睡眠障害の可能性があります。睡眠不足症候群になるとさまざまな身体の不調が出てしまいます。
今回は誰にでも起こりうる 睡眠不足症候群 について紹介します。
誰でも発症の危険あり!睡眠不足症候群を改善しよう
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睡眠不足症候群とは
睡眠不足症候群とは、睡眠不足により起こる睡眠障害です。主な症状をして日中の強い眠気があります。日中にうとうとするくらいの眠気は通常のことですので心配はありません。
我慢できないほどの眠気が続くようでしたら睡眠不足症候群になってしまっている可能性があります。十分に睡眠をとっているつもりでも実は睡眠不足症候群になっていることもあります。
さまざまな症状で生活に支障がでる
睡眠不足症候群にはさまざまな症状があります。下記の症状をチェックしてみましょう。
- 日中強い眠気に襲われることが3か月以上続いている
- 体がだるい
- 胃腸の調子が悪く、便秘ぎみである
- 集中力が続かずぼーっとする
- イライラして攻撃的になる
- 休日に寝だめをしている
多く当てはまる方は睡眠不足症候群である可能性が高いです。
本人の自覚がないことが問題
睡眠不足症候群は、本人の自覚がない場合は多いという特徴があります。仕事や勉強などで疲れていると勘違いしてしまう場合があるからです。
また、自分が睡眠障害に陥っているとはなかなか考えられないという理由もあります。そのため、睡眠不足を解消することがなく余計に睡眠時間を削ってしまい、症状が続いてしまう恐れがあります。
睡眠不足症候群に陥りやすい人の特徴
睡眠不足症候群は誰でもかかる可能性がある睡眠障害です。特に睡眠時間を削って仕事や家事・育児・趣味などに取り組んでしまう人は注意しましょう。また、夜型の生活をしているが朝の起きる時間は決まっている人は、知らず知らずのうちに睡眠時間が削られています。
早朝に起きる人も同じように睡眠時間が削られています。適切な睡眠時間は個人差があり、6時間の方もいれば9時間必要な方もいます。ですので、たくさん眠っているつもりでも睡眠不足になっている可能性があります。
改善するためには睡眠不足の改善が重要
睡眠不足症候群の疑いがある方は、病院で診てもらうことをおすすめします。その際は睡眠外来を受診するようにしましょう。睡眠不足症候群ではなく違う可能性の睡眠障害の可能性もありますので、より専門的な病院を受診することが望ましいです。
忙しくて病院に行く時間がない方は、まずは睡眠時間をしっかり取りましょう。日本人の平均睡眠時間は7時間ですので、7時間は睡眠時間に充てるようにしてみましょう。
しかし、個人で適切な睡眠時間が違いますので目覚まし時計をかけずに寝てみてすっきりと目覚める時間を探しましょう。どうしても日中に強い眠気を感じてしまう場合は、短時間でも仮眠をとるといいでしょう。
睡眠不足症候群を改善して健康な身体になろう
睡眠不足症候群は誰がいつなってもおかしくない睡眠障害です。睡眠時間を増やすことで治りますのでぜひ睡眠時間をあまりとっていない方は、一度生活リズムを見直してみましょう。睡眠時間を確保することで、身体の不調が治る可能性があります。
それでも不調がある場合は他の病気の可能性がありますので専門医に診てもらうようにしましょう。睡眠は健康の基盤ですので、しっかりと睡眠をとって健康な身体になりましょう。
まとめ
誰でも発症の危険あり!睡眠不足症候群を改善しよう
睡眠不足症候群とは
さまざまな症状で生活に支障がでる
本人の自覚がないことが問題
睡眠不足症候群に陥りやすい人の特徴
改善するためには睡眠不足の改善が重要
睡眠不足症候群を改善して健康な身体になろう