最近眠れていない?と感じたら、早めに 睡眠障害 の チェック をしてみることをおすすめします。何故なら睡眠障害には体や心の不調を見つける重要な要素があらわれるほか、睡眠障害による睡眠不足から眠気による事故を招いたりする可能性があるからです。
睡眠障害かな?と思ったらまずはチェック
睡眠障害とは?
睡眠障害は、睡眠障害国際分類第3版において次の7つの項目に大別されています。
- 不眠障害(精神生理性不眠症、精神・身体疾患による不眠、薬剤もしくは物質による不眠)
- 睡眠関連呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)
- 過剰な眠気を来す中枢性症候群(ナルコレプシー)
- 概日リズム睡眠-覚醒障害(睡眠相前進症候群、時差障害)
- 睡眠随伴症(レム睡眠行動障害、睡眠時遊行症)
- 睡眠関連運動障害(レストレスレッグス症候群、周期性四肢運動障害)
- その他睡眠障害
一般的に使われない言葉ばかりがずらりと並んでいますが、不眠だけでなく、近年ニュースなどで知られるようになった睡眠時無呼吸症候群をはじめ、過眠症や時差ボケ、夢遊病などと言われているものも含まれます。
睡眠障害をチェックすることでどのタイプに該当するのか確認でき、早めに対応できるので安心です。
インターネットを利用した睡眠障害のチェック
インターネットで「睡眠障害」といったキーワードで検索すると、睡眠障害についてチェックできるものがたくさん出てきます。その中で簡単にできるものを選んでみましたので、気になる方は早速チェックしてみましょう。
- 田辺三菱製薬と吉富薬品が運営する睡眠関連情報専門サイト「Suimin.net(スイミンネット)」
- 眠りの総合サイト「快眠推進俱楽部」
この他にも製薬会社が開設しているサイトなどでも睡眠障害についてチェックできるものもあります。インターネット環境がある方は検索してみてください。
ただし、こういったチェック診断で問題ないからと言って睡眠障害でないと言い切れるわけではありません。睡眠に対して何かしら満足ができないような状態であれば、早めに適切な病院にかかることをおすすめします。
自分でできる睡眠障害のチェック
先にご説明したとおり、睡眠障害は不眠だけとは限りません。寝すぎてしまう「過眠症」や充分な睡眠にもかかわらず日中に突然眠ってしまう「ナルコレプシー」なども睡眠障害のひとつです。
もしも何の理由もないのに次の項目にチェックが入るようなことがあれば睡眠障害の可能性を疑っていいでしょう。
- 寝つきが悪い
- 夜中に何度も目が覚める
- 早朝に目が覚めてしまう
- 足がむずむずしたりびくついたりして眠れない
- 日中や食事中でも強い眠気がある
- 呼吸が止まったり、いびきをかいていると指摘される
- 寝たはずなのに眠った感じがしない
- 居眠りしてしまう
- 一度眠ると寝すぎてしまう
- 金縛りのような状態になることがある
この10項目は睡眠障害の症状として最も多いもので、このほかにもさまざまな症状があります。症状について気になることがあれば、自己判断はせず、専門医にみてもらうようにしましょう。
睡眠障害を安易に考えないで
睡眠障害と一言で言っても、さまざまな原因があります。もしも睡眠について疑問に感じることがあればその原因を早めに知り、対処することで改善できる可能性も充分にあります。
また、思いがけない病気も早期に発見できる場合もあります。「ちょっと疲れているだけだから」「風邪気味だから眠たいだけ」と放っておいたために、突然の眠気による重大な事故を起こしてしまったり、気付けたはずの病気に気付けなかったということにもなりかねません。
最近の自身の睡眠について、これは睡眠障害なのかな?と感じたら早めにチェックすることをおすすめします。
まとめ
睡眠障害かな?と思ったらまずはチェック
睡眠障害とは?
インターネットを利用した睡眠障害のチェック
自分でできる睡眠障害のチェック
睡眠障害を安易に考えないで