朝から晩まで立ちっぱなし、夕方にはすでにパンプスをはいた足が悲鳴をあげているという 立ち仕事 に起こりがちな不調は、こまめに自分の体をケアしてあげる取り組みが必要です。
不調を抱えていてもお客様には笑顔で接するためにも、まずはお試しください。
立ち仕事の不調に悩まされる前にやるべき4つのこと(前編)
立ち仕事に多い悩みの原因は?
スーパーのレジ打ち、アパレルでの接客など、立ち仕事をこなす人の多くは、毎日同じような不調に悩まされています。立ち仕事に多い不調のトップは「足のむくみ」や「足の痛み」です。
特に高いパンプスをはいて立ち仕事をするコンシェルジュや営業職は、常に足への負担も大きく、足の裏の痛みだけでなく、ふくらはぎのむくみにも悩まされることになります。
立ち仕事に多い悩みは、その他にもあり腰痛、足の冷え、下肢静脈瘤、体全体の疲労などがあげられます。これらの立ち仕事に多い悩みの原因は、長時間同じ姿勢でいることによる負荷です。
デスクワークのように長時間同じ姿勢で座り仕事をしているデスクワーカーも立ち仕事と同じように全身にある筋肉の一部分のみに負荷がかかってしまうため、肩こりや腰痛を起こしやすいのですが、立ち仕事の場合は、おおよそ腰から下の部分、つまり下半身に多く負担がかかります。
そのため、こまめなケアなしには足裏の痛みやむくみ、腰痛や疲労に悩まされることになります。
まずはコレ!むくみや足の痛みケア偏
夕方になると足のむくみがひどく、痛みすら感じてしまうという立ち仕事は、こまめなケアが大切です。足のむくみは、長時間同じ姿勢を維持することで下半身の筋肉に負担がかかってしまうことが原因となりますので、立ち仕事の最中にこまめなストレッチを取り入れる方法がおすすめです。
トイレ休憩の際やお客さんがいない隙間時間を使いこまめに前屈したり足を伸ばすストレッチをすれば、溜まりやすいリンパの流れを改善しますので、夕方に違いを感じられるかと思います。むくみがひどい人は着圧ストッキングを使用し、帰宅後にはリンパマッサージといった、むくみを起こしにくい工夫もプラスすれば立ち仕事による足の不調を感じにくくなります。体のゆがみにより、立ち仕事を通し足にある筋肉に偏った負担がかかっている可能性もありますので、定期的に整体で体のメンテナンス相談をしてみるのもありです。
立ち仕事による足のむくみや痛みは、こまめなストレッチやむくみケアで不調緩和を目指してください。
パンプスがネック・・足にをいたわってあげよう!
女性の場合、立ち仕事をする中でパンプス使用が義務付けられている人も多いです。パンプスは、ヒールの高さによっても足を魅力的に見せる効果があるのですが、足への負担は、大きいです。
制服と同じようにパンプス着用が必要なら、足をいたわる意味でもインソールでのケアがおすすめです。
通常私たちは足裏にある「親指の付け根」・「小指の付け根」・「かかとの中心」を結んだ三角状の「アーチ構造」によって全体重を支えています。この「アーチ構造」をしっかりと支えられるインソールであれば、パンプスをはいた立ち仕事でも驚くほど足への負担が軽くなります。
自宅の玄関でパンプスを脱いだ瞬間に感じる足の開放感は、その日一日足が感じていた負担が大きい分、何ともいえない心地よさを感じるものです。立ち仕事で疲れた足をいたわってあげるためにも、帰宅後は足浴もこまめにとりいれてください。
ふくらはぎ全体が覆えるような大き目のバケツや足浴専用のグッズを使い、38度から40度の温めのお湯でゆっくりと足の疲れを癒してあげる足浴は、10分から15分だけでも一日の疲れをとりのぞいてくれます。
まとめ
立ち仕事の不調に悩まされる前にやるべき4つのこと(前編)
立ち仕事に多い悩みの原因は?
まずはコレ!むくみや足の痛みケア偏
パンプスがネック・・足にをいたわってあげよう!