水仕事や乾燥した季節に注意したいものといえば手荒れです。一度手荒れになってしまうと、かゆみや出血を起こし日常生活に支障をきたしてしまいます。水仕事や乾燥だけではなく、他にもさまざまな原因で手荒れは発生します。
今回は 手荒れ の発生 原因 について紹介します。
日常生活に支障をきたす場合も!手荒れの原因を知ろう
5つの手荒れの症状
手荒れは一気に悪化するのではなく、段階を踏んで荒れていきます。手荒れの段階を説明します。手荒れを起こしてしまっている方は、自分がどの段階であるかをチェックしてみましょう。
初期
指先が少しかさつき始めます。この段階ですと手荒れであるとは気が付かずに放置してしまう場合が多くみられます。
注意
指先だけではなく手全体がかさつき始めます。皮がむけるだけではなく、軽いひび割れも発生します。また、指紋も薄くなります。
進行
手の皮膚がかたくなりごわつきます。ひび割れも悪化し出血する可能性もあります。
重症
手が赤く腫れあがります。かゆみも発生してひび割れからの出血も多くみられます。
最重症
かゆみだけではなく痛みも激しく感じます。水ぶくれも発生し、指が曲がりにくくなります。
次に、手荒れがどのような原因で発生するのかを紹介していきます。
水仕事による手荒れ
手荒れの原因の中でも一番多いものは水仕事によるものです。手は皮脂によって守られていますが、水仕事をすることにより手の皮脂まで流されてします。
洗い物をする際の洗剤でも皮脂を流してしまいます。主婦や飲食業で働いている人は定期的に水仕事をしていますので手荒れしやすい環境にあります。
乾燥による手荒れ
空気が乾燥する季節になると、手の水分も失われます。水分が失われると、手にひびが入りあかぎれを起こしやすくなります。お札などの紙を扱っている人や衣類を扱う仕事をしている人も、手の水分が奪われ乾燥しやすくなります。
このような仕事に就いている方は乾燥の季節に限らず一年中手荒れの可能性がありますので注意が必要です。
免疫力低下による手荒れ
水仕事や手が乾燥するような仕事をしていないにもかかわらず手が荒れやすい人もいます。そういった方は免疫力が低下しているのかもしれません。過度のストレスや不規則な生活を送っている人は自律神経が乱れ、血流が悪くなり免疫力が低下します。
すると、十分に栄養を手に運ぶことができなくなり手荒れの原因となってしまいます。こちらの原因の場合は手荒れだけではなく他の病気にもかかりやすくなりますので、生活習慣を見直してみるといいでしょう。
アレルギーによる手荒れ
手荒れはアレルギーが原因で起こる場合もあります。手荒れを起こさないようにゴム手袋をつけて水仕事をしたところ、ゴムアレルギーが原因で余計手荒れを起こしてしまう可能性もあります。ゴム手袋をしたときに手が荒れてしまった場合にはアレルギーを疑いましょう。
また、特殊な薬品を扱う仕事に就いている方は、薬の刺激でアレルギー反応が起こり手荒れの原因となる場合もあります。
手荒れのない綺麗な手を目指そう
今回は手荒れの原因について紹介しました。症状が悪化するにつれ治していくことが大変になっていきますので、初期の段階でケアしていくことが大切です。手荒れは水仕事や乾燥だけではなく生活習慣やアレルギーなどでも発生してしまいます。
水仕事や手が乾燥しやすい仕事についている方はやめることは難しいですのでケアをしっかりとすることで手荒れを少しでも防ぐようにしましょう。自分の手荒れの原因をつきとめ、正しい改善方法を見つけ綺麗な手を目指していきましょう。
まとめ
日常生活に支障をきたす場合も!手荒れの原因を知ろう
5つの手荒れの症状
水仕事による手荒れ
乾燥による手荒れ
免疫力低下による手荒れ
アレルギーによる手荒れ
手荒れのない綺麗な手を目指そう