爪の気になる症状のひとつに、「でこぼこになる」というものがあります。そのままにしておくと、見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。でこぼこになる原因は一体なんなのでしょうか。
そこで、今回は 爪 が でこぼこ になる代表的な原因と対策方法をご紹介します。
爪のでこぼこの原因とは?対策方法をご紹介!
爪がでこぼこになる原因とは?
爪がでこぼこになる可能性はじつにさまざまです。例えば、爪は皮膚と同様タンパク質からつくられているため、乾燥によって縦線のでこぼこができることがあります。さらに、偏った食生活によって爪が生成されるときに十分な栄養が足りず、結果でこぼこの爪になることもあります。
爪の根元には「爪母」という爪を生成する部位がありますが、この爪母に衝撃が加わったり、負荷が長い時間かかると爪が正常につくられず、でこぼこになることもあります。また、ストレスは過度なダイエット・病気も爪がでこぼこになる原因です。
対策1:乾燥対策
乾燥が原因で爪がでこぼこになることがあります。爪は肌と同様にタンパク質からつくられているために、水分不足や油分不足の影響を受けるのです。爪の乾燥を防ぐためには、やはり保湿を十分に行うことが大切です。
対策の基本として、ハンドクリームをしっかり塗りましょう。指先の爪にまんべんなく塗ることがポイントです。爪専用のネイルオイルを塗ることも効果的です。ネイルオイルは爪だけに塗ることができるので、ベタベタすることもなくオススメです。
また、乾燥の原因を取り除くことも大切です。例えば、洗い物をする場合は手で直接洗剤に触れると爪の水分や油分がなくなってしまうため、手袋をして洗い物をしましょう。難しい場合はつけ置き洗いをしたり、お湯ではなく水で洗ったり、手に優しいタイプの洗剤を使うのも手です。
室内は加湿器を使用し、こまめに適度な湿度を保つことも大切です。
対策2:食生活の見直し
食生活が偏って栄養が不十分な場合に爪がでこぼこになることがあります。爪の主成分は肌と同じタンパク質。肉や魚、大豆などのタンパク質が不足している場合は積極的に摂取しておきましょう。
また、代謝ビタミンであるビタミンB群や皮膚をつくるのに欠かせないビタミンAも必要です。緑黄色野菜に多く含まれます。
さらに、爪の生成には亜鉛も必要です。亜鉛は肉類や魚介類に多く含まれていますが、特に牡蠣は豊富です。ナッツ類にも亜鉛は含まれていますが、吸収率は肉類や魚介類のほうが高いです。
対策3:靴の見直し
足の爪の場合は、合わない靴による過度な負荷が原因ででこぼこになることがあります。もし靴を履いているときに足に痛みを感じる場合は、しばらく足に合った靴を履くようにしてみましょう。痛みを感じていない場合でも、慣れているだけのこともあります。
靴を履きだしたころに痛みを感じた経験があれば、一度負担の少ない靴に変えることも検討してみましょう。足先を圧迫しないことが大切です。
対策4:病院の受診
爪は体の健康のバロメーターともいわれ、爪の状態が体の異変を示します。乾燥や食生活・靴に爪がでこぼこになる原因が思い当たらない場合は早期に病院を受診することをオススメします。
爪がでこぼこになる原因はさまざまですが、最初は皮膚科を受診しておきましょう。最終的には内科などの別の科で治療になる可能性もありますが、症状によって適切な振り分けをしてもらえます。
病気の場合は早期の対応が必要になりますので、判断に迷ったらまずは病院を受診しましょう。
いかがでしょうか。爪がでこぼこになる原因はさまざまですが、症状に応じた対策を実施することで改善が期待できます。場合によっては病院も受診し、キレイな爪を保ちましょう。
まとめ
爪のでこぼこの原因とは?対策方法をご紹介!
爪がでこぼこになる原因とは?
対策1:乾燥対策
対策2:食生活の見直し
対策3:靴の見直し
対策4:病院の受診