多くの女性はムダ毛の処理はしていますが、サロンなどでできる脱毛では薄くて細い 産毛 の処理まではできない場合もあります。そこで、その産毛の処理に悩んでいる方のために、産毛とは何か、またその処理方法をご紹介します。
産毛の処理ってどうしてる?
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ムダ毛と産毛の違いは?
産毛とは、産まれたときから生えている背中や顔、首筋に生えているごく柔らかい体毛のことをいいます。
産毛と言えば、色が薄く柔らかくて細いイメージがありますが、一般的に「見た目が気になる目立つ毛」はムダ毛、反対に「見えにくい毛」や「目立たない毛」は産毛と言われています。
これには個人差があり、たとえ産毛であってもその人の感じ方ではムダ毛になってしまうと言うことです。
人によっては産毛が濃くて太い場合やそう感じているだけの場合もあり、その場合、その人にとっての産毛はムダ毛になってしまうことになります。
例えば顔の産毛ですが、これも濃くて太く、なくなってほしいと感じる場合はムダ毛となります。ムダ毛の処理と思って処理していても、実はそれは産毛の処理である場合もあると言うことをまずは理解しましょう。
細くて薄い産毛はサロンで処理できない?
サロンで行う光脱毛などは、黒いメラニン色素に反応させて毛根にダメージを与えることを目的としているため、ほとんど色がなく細い産毛には効果はあまり期待できません。
実際にサロンでの光脱毛を経験した方は、施術後の腕などを光にかざすとふわっとした白っぽい産毛は残っているということがわかるはずです。
自分ではムダ毛だと思っていても、それは産毛程度の薄くて細い毛で脱毛効果を得られない場合もあるので、脱毛コースなどの契約をする前に、処理したい気になる毛が脱毛効果を得られるムダ毛なのかを確認することをおすすめします。
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【自己処理編】
サロンで効果を得られない程度の産毛の自己処理で、最も手軽なのは次の3つの方法です。
カミソリで剃る・毛抜きで抜く
カミソリで剃る前にはクリームなどで肌のすべりを良くしておきましょう。カミソリはフェイス専用のカミソリを選ぶなど肌にダメージを与えないようなものを選ぶことをお勧めします。
また、カミソリや毛抜きで抜いた後は、肌トラブルを軽減するためローションやクリームでしっかりと保湿しましょう。
脱毛クリームやワックスを使う
ドラッグストアなどで手に入る脱毛クリームやワックスを使用して処理しますが、特に脱毛ワックスは一気に剥して毛を抜くため、肌への負担は大きくなります。使用方法をしっかりと守り、処理後の冷却や保湿ケアを怠らないようにしましょう。
器具を使って焼き切る・抜く
最近は、家電量販店などでも多くの脱毛器具が販売されるようになりました。
器具によって根元で焼き切るものや電気シェーバーのように剃るものなど処理方法は異なりますが、肌トラブルを軽減しながら早くきれいになるものが多くありますので、自分にあったものを選ぶと良いでしょう。
この場合も、肌への負担は軽減されるとはいえ、保湿などはしっかりと行いましょう。
あくまでも自己処理ですので、処理後のケアをしっかりしないと肌荒れなどのトラブルの原因となります。
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【医療機関でのレーザー脱毛編】
サロンでは効果の低い産毛の脱毛も、医療機関でのレーザー脱毛ならより高い脱毛効果が得られます。何故なら、サロンでは不可能な出力の光をあてるため、サロンよりも薄く細い毛にも効果が出やすいと言うことです。
ただし、これもごく薄い毛であれば確実に効果があるとは言えないので、サロン同様、事前に確認して施術を受けることをお勧めします。
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【ニードル脱毛編】
こちらは毛根に針を刺し脱毛するもので、脱毛の歴史としてはかなり古いものになります。近年では、広範囲で早く手軽に脱毛できる光脱毛などが主力となっていますが、今でも産毛の脱毛や完全に永久脱毛をと考える方の選択肢の一つとなっています。
毛はその場で抜けますし、一度処理すると永久に生えてこないなどのメリットがあります。ただし、毛の一本一本に針を刺す方法なので、かなり痛みを感じるうえに時間がかかること、医療機関でのレーザー脱毛よりも高額になることなどがデメリットです。
それでも、完全に産毛までなくしたいと思う方は一生もののすべすべ肌を手に入れらるので、時間と費用をかける価値はあるでしょう。
まとめ
産毛の処理ってどうしてる?
ムダ毛と産毛の違いは?
細くて薄い産毛はサロンで処理できない?
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【自己処理編】
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【医療機関でのレーザー脱毛編】
細くて薄い産毛の処理はどうしたらいいの?【ニードル脱毛編】