くびれたウエストに憧れる女性は多いですが、大半の人はお腹まわりは腹筋をすればいいと思っています。しかし腹筋だけではくびれたウエストにすることはできません。
今回はウエストが太くなる理由と腹筋は効果がない理由、 ウエスト を 細く するための方法を紹介します。
ウエストを細くするために知っておきたいこと
ウエストが太くなる理由
ウエストが太くなる原因で一番多いのは、お腹周りに脂肪がつくことです。普段からあまり運動しない人は筋肉が衰え、使われなかった脂肪が皮下脂肪となります。そしてそこに老廃物が溜まることでセルライトとなりウエストが太くなります。
骨盤の開きでも皮下脂肪が溜まりやすくなります。産後の女性のお腹のたるみの原因は、この骨盤が開くことが一番の原因だと考えられますので産後の骨盤矯正はとても大事です。
また、便秘や女性ホルモンの乱れでもウエストは太りやすくなります。基礎代謝が落ちることで太りやすくなったり便秘になったりするので体調管理も重要です。
腹筋では効果がない理由
ウエストを引き締めるためには、筋肉をつけることではなく脂肪を減らすことが必要です。腹筋は筋肉をつけることを目的としたトレーニングでありカロリー消費はほとんどありません。
脂肪を目立ちにくくすることは可能ですが長時間続けることができないのでウエストを細くするだけの脂肪を燃焼させることはできません。
有酸素運動が効果的
脂肪を落とすためには腹筋などの筋トレ(無酸素運動)ではなく有酸素運動が必要です。
有酸素運動とは体内に酸素を送り込むことで糖質や脂肪を燃焼させることができ、代表的なものはウォーキング、ジョギング、水泳など深い深呼吸で酸素を取り入れることのできる運動のことです。
脂肪燃焼に一番効果的な運動の有酸素運動はウエストを細くするために必ずやるべき運動です。
忙しい人にオススメの有酸素運動
有酸素運動の代表的なものはウォーキング、ジョギングですが、どちらも時間がかかります。忙しくてなかなか運動に時間を取れない人は室内でもできる有酸素運動を試しましょう。
エア自転車
仰向けになり、頭と両足を上げ下腹部を意識しながら空中で自転車を漕ぐように回転させます。これを30秒2セット行います。
腕振り
背筋をまっすぐ伸ばし、目線もまっすぐ前を見て立ちます。そして両肘を90度に曲げ左足を後ろに下げ、腕を思いっきり振ります。(かかとは浮かさない)これを左右1分間行います。
お腹のマッサージ
皮下脂肪は固まって大きくなってしまうと燃焼しずらくなるので、毎日お風呂の中やお風呂上りなど皮下脂肪が温まった状態のときにマッサージをしましょう。
マッサージの方法
- グーに握ったこぶしの関節部分で円を描くように左右にぐるぐる回しマッサージをします。
- 脇腹の脂肪を下腹から上に集めるように動かします。
セルライト用のマッサージグッズを使うと簡単にできるようになります。
フラフープを使う
フラフープはそれほど辛い運動ではないですが、カロリー消費はしっかりしてくれます。そしてお腹を刺激することで便秘解消にも繋がるのでオススメの運動です。ウエスト用のダイエット器具のように高価ではないので簡単に始められることも魅力です。
食事制限
運動でカロリーを消費しても、それ以上にカロリーを摂取しては意味がありません。運動、食事制限を同時に行う事でより効果的にウエストを細くする事が可能です。
しかしカロリーを大幅に減らす事は絶対しないで下さい。急激な制限はリバウンドしやすく続かない原因です。
また、十分なカロリー供給がされないと、体はカロリーを消費しないようになるので運動しても無意味になってしまいます。食べる順番を考えたり、間食をやめるなど、無理のない食事制限をすることがポイントです。
食べる順番
野菜、発酵食品、たんぱく質、炭水化物の順番で一品ずつ完食しましょう。
継続することが大切
短期間でできるウエストダイエット法というものもあり痩せることは可能ですが、やめてしまうとあっという間にもとのウエストに戻ってしまいます。毎日続ける事で太りにくい体質となり健康的な体を手に入れることができます。
無理のない方法で継続的に行うことが最も重要なことです。
まとめ
ウエストを細くするために知っておきたいこと
ウエストが太くなる理由
腹筋では効果がない理由
有酸素運動が効果的
忙しい人にオススメの有酸素運動
お腹のマッサージ
フラフープを使う
食事制限
継続することが大切