ナチュラルな入浴剤として人気のバスソルト。いろいろな種類のバスソルトが発売されているので、毎日使ってお風呂を楽しんでいる人も多いですが、正しい使い方を知っている人は意外と少ないようです。
今回は バスソルト の効果を引き出すための正しい 使い方 や意外な活用法をご紹介します。
バスソルトの正しい使い方や意外な活用法!
入浴時間は最低でも10分以上にする
バスソルトを入れたお風呂には最低でも10分以上は入浴するようにしましょう。できれば15分~20分くらいの時間をかけると、体が温まりバスソルトの発汗作用が十分に働いてデトックス効果を期待できます。
お湯の温度が熱すぎると長時間入浴するのがつらくなってしまいますので、お湯の温度は38~40℃が目安です。
半身浴であれば20~30分くらい時間をかけて入浴しても良いでしょう。その場合は汗をかきすぎて体内の水分が不足しないように、少しずつ水を飲みながら入浴するようにしてください。
正しい分量で使う
バスソルトのベースとなる材料は大きく分けて2種類あります。
一つは岩塩などの普通の塩、もう一つはエプソムソルト(硫酸マグネシウム)という物質です。いずれも自然に存在する物質で、特に肌に対して刺激が強いわけではありませんが、入浴時にたくさん入れすぎて高濃度になると肌に強い刺激を感じる可能性があります。
逆に使う量が少なすぎても効果を感じにくくなるので、バスソルトのパッケージに記載されている分量を守って使うようにしましょう。
目や髪にバスソルトが付かないようにする
海水浴に行くと髪の毛が傷んでしまうことからもわかるように、バスソルトを入れたお湯に髪の毛をつけると、塩分やミネラルが髪の毛を痛めてしまいます。ロングヘアーの人は入浴中に髪がお湯につかないように、タオルでまとめておくなどの対策をしましょう。
バスソルトを入れたお湯をシャンプーに使うのも髪を痛める原因になりますので、髪はシャワーで洗い流すようにしてください。
また、目の粘膜にバスソルトを入れたお湯がついてしまうと刺激が強いので、洗顔もシャワーを使うようにしてください。もし目に入ってしまったらすぐにシャワーで洗い流すようにしましょう。
入浴後は浴槽を軽く洗う
入浴後、バスソルトが入ったお湯をそのままにしておくと風呂釜が傷んでしまうことも。お湯を抜いた後、シャワーで軽く流すようにしましょう。
またバスソルトが24時間風呂やジェットバスのフィルターに詰まる可能性があるので、風呂釜の機種によってはバスソルトを使用できない場合もあります。風呂釜の取扱説明書で確認してからバスソルトを使いましょう。
色がついているタイプのバスソルトは、大理石や木製の浴槽で使うと色移りする恐れがあるため使わないように注意書きが書かれていることもあります。バスソルトの注意書きをよく読んでから使うようにしましょう。
足湯やマッサージにも活用できる
バスソルトは普通のお風呂だけでなく、足湯にも使えます。足湯バケツに少し熱めのお湯とバスソルトを入れて足先をつけるだけですが、驚くほど体が温まります。バスソルトの香りが部屋に広がるので、お湯だけの足湯よりも贅沢な気分にれること間違いなしです。
足先は皮膚が厚いので、足湯の場合は普通の入浴時よりもバスソルトの濃度を濃い目にしても問題ありません。
バスソルトはボディスクラブの代わりとしてマッサージにも使えます。ただし粒の大きいタイプのバスソルトをマッサージに使うと刺激が強いので、粒が細かいバスソルトを用意しましょう。
バスソルトを使ったマッサージ方法
- 洗面器に大さじ1~2杯のバスソルトを入れて、少量のボディオイルやお湯を混ぜてペースト状にします。
- バスソルトのペーストを手に取り、クルクルと円を描くようにして腕や足などをやさしくマッサージします。力を入れすぎると肌を傷付けてしまうので注意しましょう。
- 体についたバスソルトのペーストを洗い流して終了です。
バスソルトの正しい使い方と活用法をご紹介しました。バスソルトを使うとお風呂がより楽しみになります。正しい使い方でバスソルトの効果を実感してみてください。
まとめ
バスソルトの正しい使い方や意外な活用法!
入浴時間は最低でも10分以上にする
正しい分量で使う
目や髪にバスソルトが付かないようにする
入浴後は浴槽を軽く洗う
足湯やマッサージにも活用できる