「バストやヒップアップ効果あり!?外反母趾テーピング法(前編)」では、外反母趾の原因やテーピングの必要性についてお伝えいたしました。後編では、実際に 外反母趾テーピング 法をいくつかご紹介いたします。
バストやヒップアップ効果あり!?外反母趾テーピング法(後編)
外反母趾テーピング法(痛みを伴わない場合)
まず始めに、5センチ幅のテープを用意して、かかとテープ、足裏横テープ、親指テープ、小指テープのテープ、基本アーチテープの4種類にカットします。テープのカット方法は“カサハラ式テーピング法”とネットで検索してみてください。
かかとテープ
かかとにテープを貼って、親指側は短く、小指側は長めになるように、足の裏に向かって貼ります。
親指テープ
貼り始めはかかとテープに少し重ねます。3等分にした親指テープの真ん中を親指が元の位置にくるようにしながら、付け根まで引っ張り、その先は引っ張らないようにしながら、親指の下を通って指に巻きつけます。
このとき、爪にテープがかからないように気をつけましょう。
上側のテープも真ん中と同じように貼りつけます。下側のテープは付け根まで貼り、クロスさせて親指の上側を通って指に巻きつけてください。指先は引っ張らない、爪にかからないように注意してください。
小指テープ
小指のテープも貼り始めはかかとテープに少し重ねてください。小指を起こすようにしながら上側のテープを付け根まで引っ張ります。その先は絶対に引っ張らないように注意しながら、小指の下側を通って小指に巻きつけます。
下側のテープを小指に付け根でクロスさせて、その先は引っ張らないように、今度は小指の上側を通って小指に巻きつけます。爪にかけてテープを弱く貼ります。
足裏横テープ
足裏の付け根に合わせてアーチを作るようにして、足裏側を軽く引っ張ります。足の甲の部分は引っ張らずに弱く貼ります。そうすることで、甲の部分のかぶれを防ぐことができます。
基本アーチテープ1
足の甲側は引っ張らずに親指の付け根を押し込むようにしながら、足裏に向かって軽く貼ります。甲側を引っ張らないようにして、重ね合わせください。
基本アーチテープ2
基本アーチテープ1の上に基本アーチテープ2を3分の1だけ重ねて足首側にずらします。足甲側は引っ張らずに小指側に押し込むようにしながら、足裏に向かって軽く貼り、甲側を引っ張らないようにして重ね合わせましょう。
テープを貼ったときに足に痛みを感じるときは、テープがきつく巻かれているのかもしれません。正しく貼れている場合は2~3分で痛みを忘れてしまうので、そんなときはもう一度巻き直してみましょう。
外反母趾テーピング法(痛みを伴う場合)
痛みを伴う場合は、包帯を親指の下、骨が少し出っ張っているところから、足裏を通って4~5回クルクルと巻きつけます。包帯を巻いた後は、足の甲の部分上下と足底の上部をハサミで半月状にカットしておきましょう。
そうすることで、体重が乗ったときに余分な力が逃げないので安心です。痛みがある人は包帯で巻いてからテーピングをしましょう。テーピングは、痛みを伴い場合と同じやり方です。
テープの選び方&テーピング後のケア
テープは5センチ幅で伸縮性のあるもの、薄い素材、かぶれにくい、弾力性に優れている、粘着力の強いものがいいでしょう。痛みを伴うときに使用する包帯は伸びないものを選択してください。
痛みを伴いない外反母趾テーピング法を行った場合は、そのままお風呂に入ることができます。ただし、体を温めている間はお風呂のふちに足を出して入浴してください。また、温まり過ぎて汗をかかないように注意しましょう。
出たあとはテープの水気をよくふき取り、ドライヤーで乾かすと、2、3日は使用可能です。痛みのあるテーピング法を行っている人は、ビニール袋などに被せて濡れないようにしてください。
足裏のバランスが整うことで、今までの辛い痛みや体の不調をなくしたり、シェイプアップ効果など美容に関しても期待が持てます。外反母趾で悩んでいる人は、一度試してみてはいかがでしょう。
まとめ
バストやヒップアップ効果あり!?外反母趾テーピング法(後編)
外反母趾テーピング法(痛みを伴わない場合)
外反母趾テーピング法(痛みを伴う場合)
テープの選び方&テーピング後のケア