髪をドライヤーの熱や紫外線のダメージから守り、つやつやでしっとりした美しい髪にしてくれるヘアオイル。しかし、使い方を間違えるとペタッとした重たい質感の髪になってしまったり、ベタベタした感触になってしまいます。
普通のヘアトリートメントと比べて使い方が難しいといわれる ヘアオイル の正しい 使い方 をご紹介します。
これでつや髪美人に!ヘアオイルの正しい使い方
- 目次 -
ヘアオイルを使うタイミングはさまざま
ヘアオイルは製品によって使うタイミングが異なりますので、まずは製品の説明書きをよく読みましょう。
主にシャンプーの後で髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントとして使う製品と、朝髪をセットするときにスタイリング剤として使う製品があります。椿油などの純粋なオイルのみでできている製品は両方のタイミングで使えるものが多いです。
また、ヘアオイルの中にはシャンプー前にオイルパックとして使える製品もあります。オイルパックはヘアオイルを多めに消費してしまうのであまり頻繁にはできませんが、特に髪の痛みがひどいときには効果的です。
シャンプー後にヘアオイルを使うときの正しい使い方
シャンプー後、髪を乾かす前にヘアオイルをつけると、髪の水分を閉じ込めて枝毛を防ぎ、しっとりとしたまとまりのある髪に仕上げる効果があります。
①髪をシャンプーで洗ってからタオルで髪の水分をおおまかに乾かします。タオルで髪をゴシゴシこすると髪表面のキューティクルが乱れてしまうので、やさしく押さえるように水分を吸い取りましょう。
②手のひらにヘアオイルを1~3滴ほど取り、手のひらと指の間まで伸ばします。ヘアオイルを指の間までしっかり伸ばしておくことが、ヘアオイルをムラなく髪につけるコツです。
使うヘアオイルの量はショートヘアの人は1滴、ロングヘアの人もまず1滴から始めて、様子を見て1滴づずつ増やしましょう。
③髪の半分から毛先の部分を中心に、手グシで髪をとかすようにして髪の内側から外側へ順にヘアオイルをつけていきます。髪のトップの表面は最後に頭をなでるようにして薄く手に残ったヘアオイルをつけましょう。頭頂部付近にヘアオイルをつけすぎるとペタンとした髪型になってしまうので要注意です。
④ドライヤーで髪を乾かしましょう。乾かすときも手グシで髪をとかすようにすると、手に残ったヘアオイルが髪全体に行きわたります。
スタイリング剤としてヘアオイルを使うときの正しい使い方
スタイリング剤として朝髪をセットするときにヘアオイルを使うと、しっとりとしてツヤのある髪に仕上げることができます。
①髪をブラシで軽くとかします。ヘアオイルをつける前に、髪を軽くとかして毛のもつれをとっておくことにより、ヘアオイルがムラなくつくようにします。
②手のひらにヘアオイルを1滴取り、手のひらと指の間まで伸ばします。ヘアオイルをムラなく髪につけるため、指の間までしっかり伸ばしておきましょう。ロングヘアの人も最初は1滴ずつ使うようにしましょう。自分の髪質にとっての適量がわかってきたら2~3滴を一度に使ってもかまいません。
③手グシで髪をとかすようにして髪全体にヘアオイルを薄くつけていきます。1か所につけすぎないように、手グシで髪全体に行きわたるようにつけましょう。特に頭頂部にはつけすぎないように注意しましょう。
④ブラシなどで髪を整えましょう。普通のブラシでも問題ありませんが、つげの木でできている「つげ櫛」を使うと、ヘアオイルがクシになじんでより髪全体に行きわたりやすくなります。つげ櫛は京都のお土産屋さんでよく売られていますが、普通のデパートやネット通販などでも購入できます。
ヘアオイルでオイルパックするときの正しい使い方
シャンプー前にヘアオイルでオイルパックすると、髪の痛みを改善して髪のハリ・コシをよみがえらせる効果が期待できます。
①シャンプーする前に、髪が乾いている状態でヘアオイルを髪全体がしっとりするくらいまでなじませます。特に痛みやすい毛先を中心になじませましょう。オイルパック専用にクシを1本用意して、クシで髪をとかしながらなじませるとやりやすいです。
②ぬるま湯で髪全体を軽くすすいでから、普段どおりシャンプーで髪のオイルを洗い流します。髪のオイルパックでは基本的にパックした状態で時間をおく必要はありません。オイルパック後はシャンプーが泡立ちにくいので、少し多めにシャンプーを使いましょう。
③タオルドライしてからドライヤーで髪を乾かしましょう。きっといつもよりも髪がしっとりして落ち着いた感触になっているでしょう。
まとめ
これでつや髪美人に!ヘアオイルの正しい使い方
ヘアオイルを使うタイミングはさまざま
シャンプー後にヘアオイルを使うときの正しい使い方
スタイリング剤としてヘアオイルを使うときの正しい使い方
ヘアオイルでオイルパックするときの正しい使い方