シャンプーやトリートメント、白髪染めに使われているヘナですが、実際どのようなものなのか詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。
そこで、ヘナのメリット&デメリット、 ヘナシャンプー の作り方について詳しくご説明します。
ゴワゴワ髪がツヤツヤになる!ヘナシャンプーの作り方
ヘナのことを詳しく知りたい!
まず、ヘナについてお話します。ヘナとはミツバキ科の植物で、葉の色は緑色、白や黄色の花を咲かせます。また、幸せの象徴として旧約聖書にも登場しています。
ヘナは、インド・ラジャスタン地方のソジャットが名産地です。昼は40~50度、夜は10度と気温差が激しく、雨もあまり降らないという過酷な環境で育つ植物なのです。
ヘナの葉には「ローソン」という成分が含まれ、ローソンは赤・オレンジ色素が含まれています。インドでは、髪にパックをしたり、結婚式やお祭りのボディーアートとして使われてきました。
ヘナのメリット
ヘナは天然成分のため、市販の白髪染めでかぶれてしまう人も安心して使うことができるので、日本では白髪染めに使われていることが多いのではないでしょうか。
ヘナには洗浄効果があり、余分な脂を取って毛穴を洗浄し、髪が綺麗になります。また、頭皮の炎症を抑えたり、収れん作用でキューティクルを引き締めてくれます。
キューティクルが引き締まることにより、髪にハリやコシが出て、ごわごわしていた髪にツヤが生まれます。
髪以外にも肝臓の毒素を排出する“ローソニナアルベ”という成分が含まれているため、肝臓の働きがよくなり体質改善につながります。デトックスだけではなく、リラックス効果もあり健康面でもよいことがわかります。
ヘナのデメット
メリットばかりではありません。ヘナには植物独特の匂いがします。ヘナを使うときは、ハーブの精油を1~2滴たらしてみてはどうでしょう。
熱帯地域に生息する植物なので、ペースト状にしたヘナを頭に乗せると、ひんやりします。夏場にはいいのですが、冬は冷たく感じることがあります。
天然の植物ですが、使う人によっては副作用があります。心配な方は、使う前にパッチテストを行うようにしてください。以上のように、ヘナにはデメリットもあるのです。
ヘナシャンプーの作り方
メリットやデメリットも踏まえた上で、ヘナを使ってシャンプーを作ってみましょう。
まず始めに、沸騰直前まで熱したお湯をボトルに8割程度入れます。
使用するボトルは、ドレッシングやオイルを入れるものがよいでしょう。購入する際は、必ず耐熱温度を確認するようにしましょう。
ボトルにシカカイ大さじ2、ヘナ大さじ1、カチュールスガンディー小さじ1、リタ小さじ5分の1、アムラ小さじ1を入れます。モティアロッシャオイル数滴加え、ボトルを締めて振り混ぜます。1度に作る量は1週間~10日分(個人差あり)です。
ここで紹介したハーブは一例です。ハーブの成分を確認し、自分の髪質に合ったハーブを選びましょう。作ったヘナシャンプーは、ハーブのなじませるため、一晩置くことをおすすめします。
粉を混ぜるのが大変だという人は、ブレンドした粉が販売されているので、そちらを購入してください。
例えば、ヘナやシカカイ、アムラなど11種類のインド天然ハーブとジャタマンシオイルが配合された“ヘナシカ洗髪粉” 、4種類のハーブ配合の“ハーブシャンプー香る髪”です。
市販のヘナシャンプー3選
クシュミ セラミド ヘナシャンプー
ヘナやアムラエキス、シカカイエキス、オタネニンジンエキス、ハトムギエキスなど21種類の天然ハーブを配合したノンリンスシャンプーです。防腐剤不要、ほのかに天然ローズの香りがします。
マヘンディ ヘナシャンプー
ヘナエキスではなく、ヘナの粉末が含まれているシャンプーです。
11種類の天然ハーブとホホバオイル、オレンジオイルなど4種類のオイル成分も含まれていて、ローズマリーとオレンジをブレンドした香りがします。パラペンなど添加物不要、子どもから大人まで使える自然派シャンプーです。
生活の木 AYURLIFE トリートメントシャンプー ヘナ
ヘナ葉エキス、ハビスカス花エキス、甘草エキスが配合されたパラペン不要のノンシリコンシャンプーです。頭皮を乾燥から守って髪をしなやかに保ちます。
いかがでしたか。ヘナについて少しはご理解いただけたでしょうか。ヘナシャンプーに興味のある方は参考にしてみてください。
まとめ
ゴワゴワ髪がツヤツヤになる!ヘナシャンプーの作り方
ヘナのことを詳しく知りたい!
ヘナのメリット
ヘナのデメット
ヘナシャンプーの作り方
おすすめヘナシャンプー3選