気温が高くなる4月になると、日焼け止めクリームやジェルが店頭に並び始めます。
日焼け止めは、ただ塗ればよいというものではありません。正しい塗り方をしないと、肌が日焼けしてしまいます。本格的な夏が来る前に、正しい 日焼け止め の 塗り方 をしっかり覚えておきましょう。
今年は絶対に焼かない!日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めを塗る順番(顔)
日焼け止めを塗る前に、化粧水や乳液、美容液で肌を整えておきましょう。スキンケアが肌になじんだのを確認したら、ここで、日焼け止めの出番です。
まず始めに、顔に日焼け止めを塗る順番についてお話します。
日焼け止めを手の甲に乗せます。容器を振ってから使用する日焼け止めの場合は、塗る前に振っておくのを忘れないようにしてください。
額・両頬・鼻・あごの5か所に日焼け止めをおきます。内から外に向かって両手を大きく動かしながら、やさしくのばしていきます。日焼けしやすい小鼻も指先を使って、ていねいにのばしてください。耳や首にも日焼け止めをしっかりなじませましょう。日焼け止めがなじんでから、化粧下地などベースメイクをおこないます。
日焼け止めを塗る順番(からだ)
腕に日焼け止めを塗るときは、手首からひじの関節あたりまで1本の線を引くように日焼け止めを出します。手のひら全体を使ってなじませていきましょう。
足も同じように、足首からひざにかけて1本の線を引き、肌に日焼け止めをなじませていきます。手の甲やひじの裏、ひざの裏、足の甲も塗り忘れのないようにまんべんなく肌になじませてください。
日焼け止めの分量が少ないと、塗りムラができてしまいます。ケチらずたっぷり使いましょう。
効果的な日焼け止めの塗り方
先ほどにも書きましたが、日焼け止めを塗る前に化粧水や乳液などで肌を整えておくと、日焼け止めが落ちるのを防いでくれます。
リキッドタイプの日焼け止めを使う場合は、少量ずつ手のひらにとって使うようにしましょう。
日焼け止めをすり込むように塗ると、肌に刺激を与えてしまうので、やさしくていねいに塗るように心がけてください。
顔全体に日焼け止めを塗ったら、もう一度同じ分量を重ねづけします。また、汗や水に触れると日焼け止めの効果がなくなってしまうので、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。つけ直す頻度を多くすると、日焼け止めの効果が高くなり、肌への影響もありません。
顔に何度も日やけ止めを塗るのが大変であれば、フェイスパウダーを使ってみるのも一つの方法です。
こんな日焼け止めの塗り方はNG!
乾燥したままの肌に日焼け止めを塗ると、肌がよけいに乾燥してしまいます。日焼け止めは、スキンケアで肌を整えてから使うようにしましょう。
日焼け止めの薄く伸ばしただけで、効果があると勘違いしている人もいるかと思いますが、それは間違いです。日焼け止めをたっぷり使用することで、効果は断然アップします。
去年の日焼け止めがまだ残っているからといって、今年もその日焼け止めを使おうとしていませんか。保管の仕方によっては雑菌が繁殖していることもあります。
雑菌が繁殖した日焼け止めを塗ると肌に悪影響を与えてしまうことになるので、品質が落ちているものは捨てて、新しいものを使ってください。
日焼け止めが肌になじむまでには少し時間がかかります。紫外線に浴びる直前に日焼け止めを塗るのではなく、外出する20~30分前に塗るようにしましょう。
洗濯物を干すだけだから、ゴミを出すだけだからと日焼け止めを塗らずに外出するのは控えましょう。人間の肌は3分以上紫外線を浴びると、皮膚の老化が進行するので、気をつけましょう。
乾燥したままの肌に日焼け止めを塗ると、よけいに肌が乾燥してしまいます。日焼け止めは、スキンケアで肌を整えてから使うようにしましょう。
日焼け止めを薄く伸ばしただけで効果があると勘違いしている人もいるかと思いますが、それは間違いです。日焼け止めをたっぷり使用することで効果は断然アップします。
日焼け止めの落とし方も知っておこう
最近の日焼け止めは石けんで落ちるものが多いので、ゴシゴシこする必要はありません。きつくこすると、かえって肌を傷めてしまうことになります。やさしく洗い落としてください。
とくに鼻の周りやフェイスライン、首の後ろは日焼け止めが残っている場合があるので、忘れずに落とすようにしましょう。
きれいに日焼け止めを洗い落としたあとは、保湿することも忘れないようにしてください。
いかがでしたか。正しい日焼け止めの使用方法で、紫外線から肌を守りましょう。
まとめ
今年は絶対に焼かない!日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めを塗る順番(顔)
日焼け止めを塗る順番(からだ)
効果的な日焼け止めの塗り方
こんな日焼け止めの塗り方はNG!
日焼け止めの落とし方も知っておこう