肌の乾燥は大人ニキビができる原因の一つです。乾燥を防ぐには、化粧水による保湿が大切です。
しかし、同じ 化粧水 でも ニキビ 肌に合ったものを使わないと、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。では、大人ニキビにはどのような化粧水がよいのでしょう。
大人ニキビは保湿が大事!おすすめ化粧水6選(前編)
化粧水でしっかり保湿する
化粧水は肌にうるおいを与え、キメを整えます。洗顔をした肌はバリア機能が低下しているため、そのままの状態でいると、肌は乾燥し、外からの刺激などで肌荒れを起こしてしまいます。洗顔をした後は、化粧水で肌をしっかり保湿しましょう。
皮脂を抑えたり、さっぱりとしたタイプの化粧水を選ぶ人もいますが、皮脂の分泌を抑える働きのある化粧水を使い続けると、皮脂が過剰に分泌される場合があります。
また、さっぱりタイプの化粧水にはアルコールが含まれていることがあるので、水分と一緒に蒸発し肌が乾燥してしまいます。ニキビ肌にはしっとりタイプの化粧水を選びましょう。
ニキビ用の化粧水は成分で選ぶ
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、抗酸化作用や新陳代謝の促す作用、皮脂の分泌をコントロールし、余分な皮脂を抑える作用があります。ビタミンC誘導体は、ニキビ跡の予防や改善にも効果があるとされています。
グリチルニチン酸ジカリウム
グリチルニチンジカリウム酸は、漢方の原料でもある「甘草」の根に含まれている成分です。炎症を抑える働きがあり、赤ニキビの症状を緩和することができます。ただし、ニキビを予防するものではありません。
大豆イソフラボン
ストレスなどで女性ホルモンが乱れると皮脂が大量に分泌され、皮脂が詰まるとニキビができやすくなります。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きがあるため、バランスを整えニキビを予防し、ニキビ肌を改善します。
ハマメリスエキス
ハマメリスエキスは、ハマメリスの葉や樹皮から抽出された成分です。ハマメリスには消炎作用があり、ニキビの炎症やニキビ跡の赤みを改善する効果があります。
ピーリング効果で肌に刺激が強く、乾燥を引き起こす「サリチル酸」や殺菌力の強い「イオウ」、「アルコール」はニキビを悪化させる可能性があるので避けましょう。
化粧水の正しいつけ方
化粧水を肌に浸透させるためには化粧水のつけ方も重要です。
手を使う場合は、まず手を綺麗に洗いましょう。手が汚れていると、そこから雑菌が入りニキビを悪化させてしまいます。
適量を手のひらで温め、中心から外に向かって顔全体になじませます。細かい部分や乾燥が気になるところには指を使って重ねづけします。両手で顔全を包んでハンドプレスして化粧水を肌に浸透させましょう。
コットンにたっぷりの化粧水を染み込ませ、顔の中心から外に向かって丁寧に押し当てるようにつけます。ふき取るようにつけると、肌を傷つけてしまうので注意しましょう。
最後にハンドプレスをします。化粧水をつけた後、コットンでパックしてもよいでしょう。手とコットンどちらを使うとしても、パッティングは肌に負担をかけるのでやめましょう。
まとめ
大人ニキビは保湿が大事!おすすめ化粧水6選(前編)
化粧水でしっかり保湿する
ニキビ用の化粧水は成分で選ぶ
化粧水の正しいつけ方