「オレンジピールスキン」とも言われるセルライト。皮膚をねじったとき表面に現れる肌のデコボコで、とくに下半身にできやすく、つまんだり揉んだりすると痛みを伴うこともあります。
ここでは セルライト が 痛い 原因と、その解消法をお伝えいたします。
美脚の大敵!痛いセルライトを解消する方法
セルライトが痛い原因
体内の老廃物や水分で肥大化した脂肪細胞がコラーゲンと絡み合い硬くなった脂肪の塊がセルライトです。冷え、自律神経の乱れ、代謝や血行不良などが原因と考えられています。
セルライトができると血管やリンパ管を圧迫します。リンパ管には栄養を届けたり老廃物を回収したりする働きがあります。
セルライトがリンパ管を圧迫するとリンパの流れが悪くなり、またセルライトを作る原因になります。この悪循環でセルライトは増えて大きくなます。
セルライトが大きくなりリンパの流れが悪くなるとリンパ管が腫れて、そのそばにある神経を圧迫し、チクチクした痛みを感じるようになります。
セルライトを押すと痛い原因は、ほとんどがこの神経を圧迫することによる痛みになります。
セルライトを解消する
硬くなったセルライトはマッサージで揉みほぐして、老廃物をリンパ管に流して解消します。マッサージを行う前に体を温めると血行がよくなり、効果も大きくなりますので、入浴中や入浴後に行うのがオススメです。
まず、血行をよくするため足裏をマッサージします。次に、つま先から太ももに向けて少し痛いくらいの強さで、下から上へ揉みほぐしていきます。
足全体を揉みほぐしたら、リンパマッサージをします。リンパ管は皮膚の下2~3mmのところにあります。強く押しすぎると逆に流れが悪くなりますので、優しく撫でるように行います。
まず、つま先から足首、ふくらはぎ、ひざ裏までリンパを流します。それから、ひざ裏から太もも、足の付け根へリンパを流します。片足10分ほどのマッサージを毎日続けましょう。
セルライトローラーやキャビテーションを使うとより簡単にマッサージすることができます。マッサージするときにクリームやオイルを使うと肌への負担が軽減され、保湿や美容の効果も得られます。
ガチガチに硬くなってしまったセルライトはなかなか解消できません。エステなどに通ってプロの技と専用の器具で解消するのがオススメです。
サプリなどでセルライト解消に効果的な栄養素を補給しましょう。カリウム、L-シトルリン、コエンザイムQ10、キトサンなどは、食事ではなかなか摂りにくい栄養素なので、サプリなどで補うことも効果的です。
セルライトは2~3年かけて少しずつ大きくなり表面にあらわれますので、簡単には解消できません。個人差はありますが、効果が出るのに3ヶ月ほどかかります。
セルライトを作らない
脂肪を溜めないためには運動が一番です。脂肪をエネルギーとして消費するように有酸素運動をしましょう。ウォーキング、ヨガ、水泳などがオススメです。筋肉量が少ないと基礎代謝量が下がります。
また、筋肉は脂肪燃焼を促してくれますので、筋トレも効果があります。
栄養バランスの取れた食事を摂るようにしましょう。生姜や唐辛子など燃焼効果のあるものを摂る、大根、ゴボウ、レンコン、ネギなどの体を温める食材を摂る、睡眠前の3時間は食事を摂らないなども効果的です。
血行をよくしましょう。シャワーではなく、お風呂に入って体を芯から温めます。岩盤浴も効果があります。体が温まると代謝が上がって、より脂肪を燃焼させます。
ホルモンバランスを整えましょう。女性ホルモンの乱れは血行不良や脂肪の蓄積などに関係します。不規則な生活や偏った食生活、ストレス、睡眠不足などでホルモンバランスは簡単に乱れてしまいます。
まとめ
美脚の大敵!痛いセルライトを解消する方法
セルライトとは?
セルライトを解消する
セルライトを作らない