大人になっても寒くなると、手や足にしもやけができて悩んでいる人がいます。 しもやけ を治療するには、皮膚科で処方される軟膏薬や市販の飲み 薬 、塗り薬があります。
どのような成分が配合されていて、どのような症状に効くのか、それぞれの薬について詳しくみていきましょう。
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しもやけを治療するための処方薬と市販薬の違いを知りたい(前編)
しもやけの原因と症状
しもやけは寒さや冷えで血液の循環が悪くなることで起こります。とくになりやすいといわれているのが冷え性の人です。また、体質や遺伝も原因の一つです。
寒さや冷えだけではなく、湿度も関係しています。手や足が濡れるとタオルで拭きますが、水分をすべてふき取ることはできません。
ある程度ふき取ると自然に乾燥するまでそのままにしている場合、乾くまでの段階で皮膚の温度が下がり、しもやけができることもあります。
しもやけの症状は、皮膚が赤くなって腫れたり、痛みやかゆみを伴うことがあります。ひどくなると水ぶくれになる可能性もあるので、気になる人は皮膚科を受診するのがよいでしょう。
皮膚科で処方される軟膏薬
ユベラ軟膏
皮膚の血行を促し、皮膚の温度を上げるビタミンEと皮膚の新陳代謝を高める働きがあるビタミンAが配合された軟膏薬です。
ユベラ軟膏は、白いクリーム状でにおいやべたつきもありません。1日2~3回、マッサージをするように塗ります。
ヒルドイドソフト軟膏
副作用も少ないため赤ちゃんや小さな子どもにも使える外用薬です。ヒルドイドソフト軟膏には血行を促進する「ヘパリン類似物質」が含まれています。
ヘパリン類似物質には、血液が固まるのを抑制する働きがあります。そのため、しもやけの予防・改善に効果があるとされています。保湿効果もあるので、乾燥肌にもおすすめです。
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まとめ
しもやけを治療するための処方薬と市販薬の違いを知りたい(前編)
しもやけの原因と症状
皮膚科で処方される軟膏薬