十分に睡眠時間を確保したにもかかわらず、翌朝疲れがとれていなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまう人は少なくありません。
そんな方は睡眠の質が良くない可能性があります。睡眠の質を良くすることで、体の不調の改善が期待できます。今回は 睡眠の質 の 向上 について紹介します。
睡眠の質を向上させ、健康になろう
睡眠の質とは
毎日を元気よく過ごすためには、質の良い睡眠をとることは欠かせません。
睡眠時間を長くとることが大切だと考えがちですが、実は睡眠時間が長くても睡眠の質が悪いと疲労が溜まったままになってしまいます。
睡眠の質が悪いと睡眠不足によって仕事でミスを招いたり、運転中居眠りをしてしまい事故をしてしまう場合もあります。
また、睡眠不足は病気や生活習慣病のリスクも高まるといわれています。
質の良い睡眠をとるための大切なこと
質の良い睡眠をとるためには以下のことを心がけるとよいでしょう。
ぬるま湯に浸かる
ぬるめのお湯に浸かることでも睡眠の質は向上します。それは、ぬるま湯に浸かることで血行がよくなり緊張がほどけるためです。
温度は38度~40度ほどで、20分程度入るとよいでしょう。入浴剤にもリラックス効果がありますので、お気に入りの入浴剤を使ってみてもよいでしょう。
寝る前に気持ちを落ち着かせる
就寝前、気持ちが落ち着いている状態だと睡眠の質が高まります。
軽くストレッチをする・ココアやホットミルク、ハーブティーなどを飲む・就寝1時間前から照明を暗くしたりすることで深く質の良い睡眠がとれやすくなります。
しかし過度なストレッチは体が刺激され、リラックス効果は得られませんので注意しましょう。
太陽をたくさん浴びる
日中に太陽の下を歩くだけで、睡眠の質はよくなります。なぜなら太陽などの光を浴びると、セロトニンと呼ばれる睡眠に大切なホルモンが分泌されるためです。
特に朝起きた時に太陽の光を浴びることが効果的です。
自分に合った寝具を使う
睡眠をするときに使う寝具は合ったものを使いましょう。自分に合っていないものだと睡眠をとっても疲労回復どころか体に負荷がかかり、体の不調が出てくる恐れがあります。
枕やマットレス・布団の素材や形状など、多くの種類が売られておりますので自分に合った寝具を見つけましょう。
就寝前に気をつけること
就寝前は、睡眠の質を高めるための重要な時間です。この時間に脳を刺激してしまうと、浅い睡眠になる可能性があります。
カフェインを摂取する
眠気覚ましに良いとされるカフェインの摂取は睡眠の質を高めるためには禁物です。カフェインはチョコレートやコーラ、栄養ドリンクにも含まれていますので注意しましょう。
また持続時間も長いですので、夕食の飲み物を麦茶やカフェインレスのものに変えるなどするとよいでしょう。
アルコールを摂取する
アルコールを摂取すると寝つきがよくなるので質の良い睡眠をとれると思いがちですが、実は脳を興奮させ浅い睡眠になってしまいます。
また、利尿作用により何度も起きてしまう可能性もありますので控えるようにしましょう。
寝る直前に食事をする
人間は食べ物を消化することでもエネルギーを使います。
ですので、就寝直前に食事をとると、それが刺激となり睡眠の質を下げる原因となります。食事は2~3時間前には済ませ、就寝時には体が休まっている状態にしましょう。
毎日の習慣を見直し、質の良い睡眠をとろう
今回は睡眠の質の向上について紹介しました。人間の脳は日常のちょっとしたことで刺激を受け、それが原因となって睡眠の質を下げてしまいます。
毎日の習慣を見直して、質の良い睡眠をとって健康になりましょう。
まとめ
睡眠の質を向上させ、健康になろう
睡眠の質とは
質の良い睡眠をとるための大切なこと
毎日の習慣を見直し、質の良い睡眠をとろう