ネイルは指先のオシャレにとって必需品です。しかし、“ネイルを落としたあとに爪が白くなっている”という経験をした人は意外に多いようです。どうして白くなるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで 爪 が 白い 原因と対処法についてみていきましょう。
ネイルを落としたあと爪が白いのはなぜ?原因と対処法
爪が乾燥している
ネイルを落とすときに使う除光液には、「アセトン」が含まれています。アセトンは、脱脂性の強い成分であるため、爪のうるおいを奪い乾燥させます。
マニキュアを落としたあとに爪が白っぽくなるのは除光液による可能性があります。除光液の使い過ぎには気をつけましょう。
除光液はアセトンが含まれていない「ノンアセトン」や「アセトンフリー」と表示されているものがよいでしょう。また、植物由来成分やオレンジ油などの天然由来の植物油を配合している除光液を選びましょう。
ただし、アセトンが含まれていないので落ちは悪くなります。落ちないからといってゴシゴシこすると、爪を傷めてしまうので注意してください。コットンに除光液を含ませて爪にのせ、数分経過してからふき取るようにすると爪への負担が軽減されます。
爪の表面が削れている
爪がところどころ白くなるのは、ジェルネイルをはがすときに爪も一緒にはがれてしまったからです。これは、無理にはがそうとしたり、シールのようにめくってしまったときに起こります。
また、甘皮を処理するときに使う「メタルプレッシャー」を用いて無理にジェルネイルをはがしてしまった場合にも、爪の表面の一部が白くなることがあります。メタルプレッシャーでジェルをオフするときは優しく行いましょう。
はがれかけのジェルネイルが気になってむしってしまう人もいますが、爪が薄くなってしまうので避けてください。そのようなときは、はがれた部分だけ爪切りなどでカットしてネイルサロンで直してもらうとよいでしょう。
爪に白い斑点がある
爪に白いポツポツとした点があらわれるのは「点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)」と呼ばれるものです。これは、爪が成長する段階で何らかの異常が起きて角質化されれていない状態です。
また、爪が作られるときに空気が入ったことでも起きることもあります。点状爪甲白斑は、爪が伸びて先端までくると消えてしまうので、気にすることはありません。
爪の白い斑点は「幸運がやってくる兆し」という話もあります。親指は「人間関係」、ひとさし指は「願いや希望が叶う」、薬指は「金運」など、指によって意味が違うようです。
白いマニキュアで爪に直接書いてもよいそうなので、興味のある人は調べてみてはいかがでしょう。
爪に白い縦線があらわれる
爪に白い縦線があらわれたら、それは加齢や過労、睡眠不足、ストレス、栄養バランスの乱れが原因です。栄養バランスが崩れると、新陳代謝が悪くなります。代謝が悪いと古い細胞が残ったまま老化し、皮膚が生まれ変わるのを妨げます。
ビタミンB群やアミノ酸、タンパク質が不足しているのかもしれないので、心当たりのある人は、生活習慣を見直してみましょう。他にも、美容師や主婦など水回りの仕事が多い人もなりやすいといわれています。
縦線を目立たなくさせるには、爪の表面を軽くヤスリなどで磨くとよいでしょう。オイルやクリームで爪を保湿するのも効果的です。
爪が白くなったときの対処法
除光液で爪が乾燥している場合は、マニキュアを落としたあとに、ホホバオイルやワセリンを爪の根元に塗り保湿しましょう。ネイルクリームやキューティクルオイルのようなネイルケア用品も販売されています。
ハンドクリームを使って爪をマッサージします。マッサージを行うと血行がよくなり、爪の発育を促すことができます。
マッサージのやり方は、ハンドクリームを手のひらに取ってあたため、全体にのばします。爪の根元と両サイドのツボを中心に、親指とひとさし指で軽く押します。お風呂上りに行うとよいでしょう。
マニキュアのベースコートを塗る方法もあります。ベースコートだけではすぐにはがれてしまうので、上からトップコートで仕上げます。オイルと相性のよいべースコートを塗ると爪がツヤツヤになります。
爪が白い原因には病気が隠れていることもあるので、そのようなときは病院を受診して医師に相談してください。
まとめ
ネイルを落としたあと爪が白いのはなぜ?原因と対処法
爪が乾燥している
爪の表面が削れている
爪に白い斑点がある
爪に白い縦線があらわれる
爪が白くなったときの対処法