ネイルをしようと思っても爪がボロボロだときれいに仕上がりませんし、せっかくきれいにネイルしても爪が割れてしまっては台無しです。ネイルをすると爪にもストレスがかかります。
きれいな爪を手に入れるために、 爪が割れる 原因と、爪を健康に丈夫に保つ秘訣をお教えします。
爪が割れる原因を知って、きれいな爪を手に入れよう!
どうして爪が割れるのか
外的要因として、衝撃、洗剤や除光液などによる乾燥、爪の切り方などがあります。除光液にはアセトンという成分が含まれていて、水分や油分を溶かす働きがあります。除光液を使った後に爪が白くなるのも、その働きによって乾燥するからです。
爪の切り方も重要です。つめきりは爪にかなりの負担がかかります。いきなり真ん中からパツッと切ると割れたり二枚爪になりやすいので、爪の端のほうから少しずつ切り、爪への負担を最小限にしましょう。
内的要因として栄養不足、血行不良などがあります。爪はタンパク質からつくられています。タンパク質を十分に摂らないと爪が弱ってきます。また、血行が悪いとせっかく摂った栄養分が爪まで届けられにくくなります。
病気のサインの場合もあります。縦割れが何度も起こる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
爪をととのえる
爪は1か月に3~5mmほど伸びます。切る前にお湯で温めて爪を軟らかくしてから切ります。お風呂上りがいいですね。やすりを使って削るほうが爪に負担を掛けずに整えることができます。
やすりは力を入れず、爪に対して45°の角度で当て優しく削ります。左右に動かして磨くと爪が痛み、割れや二枚爪の原因になってしまいますので、一定方向に動かします。つめきりは割れの原因になるのでなるべく使わない方がいいでしょう。
爪の先端を水平にし、角を少し削って丸くするスクエアオフ型がオススメです。この形は強度が高いので、元々爪の弱いかたや、指先をよく使うかたにピッタリです。また、ネイルを施す際に形を変えやすいのも利点です。
マッサージで血行をよくする
爪の生え際を両側から親指と人差し指でつまみます。薬指は副交感神経を刺激してしまいますので、薬指以外の4本の指を10秒ずつ少し痛いと感じるくらいの力で刺激します。1日に2~3回行いましょう。
血行がよくなると爪に栄養分が届きやすくなり、きれいで丈夫な爪がつくられます。指先にはツボがたくさんありますので、このマッサージを行うことでリラックス効果やイライラや不安を鎮める効果も期待できます。
爪の保湿をする
乾燥はお肌の大敵と言いますが、爪も例外ではありません。一日に何回手を洗いますか?顔を洗う回数より、手を洗う回数のほうが多いと思います。
そして、手を洗った後はしっかり拭くことが大切です。水分が残ったままだと、爪がふやけて弱くなりますし、雑菌が繁殖しやすくなります。頻繁に手を洗う方はしっかり水分を拭き取るようにしましょう。
洗剤は潤いに必要な油分も洗い流してしまいますので手袋を使うのが効果的です。手荒れが気になるときは、爪も乾燥していますので保湿が必要です。
ハンドクリームを爪に塗りこむのもいいですが、爪用のキューティクルオイルなら保湿だけでなく栄養も補給してくれるのでオススメです。
丈夫な爪をつくる
爪に必要な栄養素は、主にタンパク質、ビタミン、ミネラルです。爪の主成分はケラチンというタンパク質が変化したもので、髪の毛と同じ成分でできています。
動物性タンパク質は爪に弾力を与え、植物性タンパク質は爪を丈夫にします。ビタミン類は薄い爪を硬く丈夫にし、健康な爪を形成。ミネラルは新陳代謝を活発にし、丈夫な爪を作ります。
爪に必要な栄養素はバランスのとれた食事で摂ることができます。栄養素は生命維持活動に必要なところから優先して使われます。爪に栄養が届くのは最後のほうになりますので、爪を丈夫にするためには十分な栄養が必要なのです。
無理なダイエットや偏った食生活をしていると爪にまで栄養が回らず、爪がボロボロになってしまいます。
まとめ
爪が割れる原因を知って、きれいな爪を手に入れよう!
どうして爪が割れるのか
爪をととのえる
マッサージで血行をよくする
爪の保湿をする
丈夫な爪をつくる