ふんわりと広がる花や果実の香りに癒されるお茶、それがハーブティーです。見た目も美しい ハーブティー ですが、さまざまな種類があるため、 専門店 に行くと迷うという人も多いようです。
身体の症状別に、おすすめのハーブティーとその効能をまとめます。
症状別に詳細解説!専門店で買うべきハーブティーとその効能
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ストレスや不安があるとき
カモミール
ハーブティーの中でも飲みやすく、気分を落ち着かせてくれます。不眠にも良いため、寝る前に飲むとリラックスした状態で眠ることができます。
消化を助け、ストレス性の下痢や胃腸の不具合を和らげてくれます。かすかに甘く、青リンゴのような爽やかな香りが特徴です。
ラベンダー
薄紫の小さな花がかわいらしいラベンダーは、自律神経失調症や不眠などの症状におすすめです。抗菌作用もあります。華やかな花の香りがただよい、かすかな甘みがあります。
風邪のひきはじめ
ジンジャー
いわゆるショウガです。血液のめぐりを良くし、体を温めてくれます。発汗作用があり、胃腸の調子を整えてくれます。
タイム
高い抗菌作用と殺菌作用を持ちます。ノドがイガイガして痛い時、インフルエンザや風邪などの感染症を予防したい時に、タイムのハーブティーでうがいをすると良いです。
頭痛、偏頭痛
フィーバーフュー
偏頭痛などの激しい痛みに効果的です。脳の血管の収縮を抑える働きがあります。若干の苦味があります。
菊花
菊花とは、食用の菊花を乾燥させたものです。解毒作用があり、体内にこもった熱を取り、炎症を鎮めてくれます。苦味があるので砂糖を入れて飲むと良いでしょう。
体が疲れているとき
ハイビスカス
梅干しのような強い酸味が特徴です。鮮やかな紅色が美しく、クエン酸を豊富に含んでいます。このクエン酸が新陳代謝を高め、肉体疲労を回復してくれるのです。利尿作用が高く、むくみが気になるときにも飲むと効果的です。
胸のムカムカ
ペパーミント
食べ過ぎて胸焼けがする、飲みすぎてムカムカするといった場合に適しています。メントールの清涼感とスッキリとした後味がムカムカを抑え、消化を促進してくれます。鼻水や鼻づまり、咳も和らげてくれます。
生理痛、PMS(生理前症候群)
パッションフラワー
鎮痛作用とリラックス効果があるので、生理前のイライラする気分をリラックスさせてくれます。筋肉や神経の緊張を和らげてくれます。
シミやソバカス
ローズヒップ
レモンの20~40倍のビタミンCを含み、肌の酸化を防いでくれます。ほどよい酸味とほんのりとした甘みがあります。メラニンの生成を抑え、コラーゲン生成を助けます。肌の弾力を保つ働きをします。過剰に飲みすぎると下痢を起こす可能性があるので、注意します。
ハーブティーの効果的な飲み方
ハーブティーに含まれる成分は、飲んだ後体内で代謝され、主に尿として体外に出されます。そのため、症状に有効な成分が体内に長くとどまることがありません。
ハーブティーの効能を長く体内にとどめるには、一定の時間をおいて同じ間隔で飲むようにします。大まかな目安として、1日3回、毎食後に飲むのがおすすめです。胃に食べ物があることでハーブの成分が穏やかに体に作用します。
ハーブティー摂取に注意が必要な人
次の人は避けるべきハーブティーがあるので、飲む前に専門店や医師に相談するようにしましょう。
妊娠中、授乳中の人
心身ともにデリケートな状態にある妊娠中や授乳中の人は、ハーブティー選びに慎重になる必要があります。カフェインが多く含まれるマテなどは避けるようにします。授乳中のひとはリコリスを控えます。
持病のある人
高血圧や糖尿病、心臓病などの持病がある人は、ハーブティーの摂取を自分で判断せず、医師の指示を必ず受けるようにします。
まとめ
症状別に詳細解説!専門店で買うべきハーブティーとその効能
ストレスや不安があるとき
風邪のひきはじめ
頭痛、偏頭痛
体が疲れているとき
胸のムカムカ
生理痛、PMS(生理前症候群)
シミやソバカス
ハーブティーの効果的な飲み方
ハーブティー摂取に注意が必要な人